糖化とは何?血糖値が高いと老ける?

血糖値が高いと、糖尿病になるリスクが上がるのはよく知られていることですが、実はそれだけではありません!

血糖値が高いと「老ける」のをご存じですか?

老ける・・・いつまでも若々しくしていたい女性にとって、この言葉をスルーすることはできません!

実は、高血糖は健康だけでなく「女性の美しさ」をも奪ってしまうのです!

まさに「女性の敵」ですね!

では、なぜ高血糖が老ける原因になるのでしょうか?

今回は「血糖値と老化の関係」や「老化を遅らせるためのコツ」についてご紹介して行きます。

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老化の原因?「糖化」とは何かご存じですか?

「糖化」という言葉をご存知ですか?

アンチエイジングなどに関心のある方は、既にご存じではないでしょうか。

糖化とは、「たんぱく質と糖が結びつき、加熱されることによって起こる反応」のことを言います。

・・・ちょっと難しいので簡単に説明すると、「ちょっと甘い卵焼き」を作るときを想像してみて下さい。

卵(たんぱく質)に砂糖(糖)を入れてフライパンで焼くと、おいしそうな「焼き色」が付きますよね?

あの、おいしそうに焼け焦げた色は、糖化反応によって作られたものです。

卵焼きにしろ、お肉にしろ、トーストにしろ、ほんのりついた焦げ色は、糖化反応の産物です。

焼き色のついた食べ物は、とても美味しそうに見えますが、これが「肌」で起こったとしたらどうでしょうか?

そうです!

肌が茶色くなってくるのです!

「肌で糖化が起こる」というのは、「肌のコラーゲン(たんぱく質)が体内の糖(ブドウ糖)と結合し、体温によって温められ糖化反応が起こる」ということを意味します。

肌で糖化反応が起きた場合、肌が茶色になるとは言わないまでも、肌の色がくすんだり、シミができたり、透明感がなくなってきます。

つまり、糖化によって「見た目が老ける=老化を招く」と言えます。

見た目だけではない!糖化で全身が老化する?

糖化によって見た目が老けるだけならまだ許せますが、糖化の恐ろしいところは「全身を老けさせる」という点にあります。

糖化反応が起こると、体内ではAGEs(エージス)という老化物質が作られます。

AGEsは、別名「劣化たんぱく質」とも呼ばれており、肌のしわやたるみの原因になるだけでなく、体中あちこちの老化を早めてしまう原因となるのです。

肌で糖化が起これば「全身の肌が老化」しますし、髪の毛で糖化が起きれば「髪の毛がパサついたり傷んだり抜けたり」します。

血管で糖化が起これば、血管がもろくなり「動脈硬化」や「脳卒中」のリスクが高まりますし、骨を構成しているコラーゲンが糖化すれば「骨粗鬆症」や「関節炎」を招きます。

目で糖化が起これば「目が見えにくく」なりますし、細胞で糖化が起これば「がん」などのさまざまな病気の元となります。

つまり糖化とは、全身の老化を早め、その結果、美も健康をも失いかねないものだと言えます。

糖化が起こりやすい食生活とは?

先でご説明したように、糖化反応は「たんぱく質」と「糖」が結びついた時に起こります。

つまり、糖化というのは特別なことではなく、私たちが「ご飯とおかず」というごく普通の食食事をするたびに、日々体の中で行われていることなのです。

私たちの体のエネルギー源は「糖(ブドウ糖)」ですし、糖は体にとって必要な栄養素でもあるため、「糖化を防ぐために、糖を一切摂取しない」ということは不可能です。

ということは、「糖化を防ぐことはできない」ということでしょうか?

いいえ、そんなことはありません!

糖化が起こるのは、「体内にある糖の量が過剰になってしまったとき」です。

糖は、私たちの体にとって大切なエネルギー源でもありますから、一定の糖質量でしたら大きな問題はないと言われています!

つまり、糖化が起こりやすい食生活とは、「糖質過多の食生活」ということです。

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血糖値が高いと糖化しやすい?

糖質過多の食生活をしていると、体内に糖が増えてきますので血糖値が高くなってきます。

つまり、「高血糖は糖化の原因になる」ということです。

一日の中で、血糖値が一番高くなるのは「食後」ですので、食後の血糖値がなかなか下がらずに血糖値が高い状態が長く続くと、糖化が起こり始めると考えられます。

さらに、食後の血糖値だけでなく、空腹時の血糖値まで高くなってしまうと、一日中体のあちこちで糖化が起こっていることになります。

ちなみに、糖尿病は血糖値が下がらない病気ですが、「糖尿病は合併症が怖い」と言われているのは、高血糖によって糖化が起こり全身がダメージを受け続けていることが所以です。

このように、血糖値が高い状態が長く続く方や、血糖値が基準値を大幅に超えてしまう方は、老けやすく病気にもなりやすいので注意が必要です。

糖化を防いで老化を遅くするには?

女性の美と健康を奪う糖化ですが、糖化を防ぐ方法はあるのでしょうか?

糖化と老化を防ぐための食生活についてご紹介します。

<糖質を食べ過ぎない>

血糖の上昇を防ぎ糖化を防ぐためには、糖化の元である「糖質」を控えるようにしましょう。

糖質とは、砂糖が含まれた甘いものだけではありません。

ごはん、パン、パスタ、イモ類などにも多く含まれています。

糖質は、甘いかどうかという味の問題ではありませんので、食品に含まれる糖質の目安量を知っておくことが大切です。

また、糖質の量だけでなく、「血糖値の上昇が緩やかな食品」を選ぶことも大切です。

食品の血糖値の上昇スピードを知るには、GI値(グリセミック・インデックス)が目安になります。

なるべくGI値の低い食品を選ぶようにしましょう。

(「低GI値は糖尿病予防にならない?糖質制限との違いは?」「低GI値の食品や調味料は?」に関連記事を書いています。)

<AGEsが含まれた食品は控えめに>

AGEsはたんぱく質と糖質を加熱すれば発生するわけですから、私たちが口にする食品の中には既にAGEsが含まれています。

AGEsが含まれる食品とは、「焼き色がついたもの」や「焦げているもの」です。

私は子供の頃「焦げたものを食べるとがんになる」と聞いたことがありますが、これはまったくのウソではなかったのですね。

特に、AGEsが多く含まれるのは肉や魚だそうですので、「たんぱく質の焦げた部分」は食べないようにしましょう。

また調理法ですが、AGEsは高温になればなるほど増えるため、「揚げる」より「茹でる、蒸す」方がAGEsの量を抑えることができます。

ここで気を付けたいのが、電子レンジの使用です。

電子レンジは、内部まで加熱する機能がありますので、高温になるまでレンジでチンしたり、何度も温め直しをしないように気を付けましょう。

特に、市販の冷凍食品は、油が酸化していたり添加物が豊富に含まれているものが多いので、「冷凍食品をレンジでチン」は美容の面からもお勧めしません。

このように、加熱料理には多少なりともAGEsが含まれているのは事実ですが、「AGEsを食品から摂取した場合、体内で吸収されるAGEsの量は10%程度」と言われていますので、加熱料理と非加熱料理をバランスよく食べていれば、AGEsの過剰摂取を抑えることができます。

<野菜を先に食べる>

「糖化を防ぐ」とは、つまり「高血糖を防ぐ」ということです。

食後の血糖値の上昇を抑えるためには、食事の際に食物繊維(野菜や海藻類)を先に食べるようにしましょう。

先に食物繊維を摂取すると、後から体内へ入ってくる糖が腸で吸収されるのを抑えてくれます。

外食など、食前に野菜が食べられないときのために、血糖値抑制成分が含まれた「飲む野菜」を携帯しておくといいでしょう。

<食事の時間は規則正しく>

空腹時間が長いと、その後の食事の血糖値は上がりやすくなります。

そのため、欠食をしないよう食事は規則正しく取りましょう。

特に朝食は、その日一日の血糖値を安定させる効果がありますので、できる限り食べたいものですね。

理想は1日3食ですが、1日3食では空腹時間が長すぎるという方は、食事の総量を変えずに、食事の回数を増やしても構いません。

(「朝食を抜く女性は糖尿病になりやすい?血糖値への朝食効果とは?」に関連記事を書いています。)

<食後に運動する>

食事をすれば誰でも血糖値が上がりますので、食後は糖化が起こりやすくなります。

食事で上がった血糖値を速やかに下げるためには、食後の運動が効果的です。

筋肉における糖の消費量を増やすアイテムを併用すれば、さらなる運動効果が期待できるでしょう。

食後1時間くらい経ったら、家事や買い物、散歩などで体を動かしてみたり、スクワットや腹筋などの簡単な運動でも、かなり効果がありますよ。

(「血糖値を下げる運動とは?運動時間はどれくらい?」に関連記事を書いています。)

まとめ

「血糖値が高い」というのは、糖尿病になるだけでなく老化をも進めてしまうのですね!

アラフォーの私としては、何としてでも糖化を防ぎたいものです!

これまでの私は、ごはんもパンも甘いものも大好きで、毎日当たり前のように食べていました。

きっと、私の体内では糖化がしばしば起こっていたのでしょう・・・おそろしい。

私の周りには、毎日のお手入れに時間もお金もかけない「シンプルお手入れ」でも「見た目年齢が若い人」がいる一方、エステや高級化粧品にたくさんの時間とお金を費やしても「効果が現れていない人」もいます。

この差は、糖化にあったのかもしれませんね!

血糖値を正常に保ち糖化を減らしていくことで、健康だけなく美しさも手に入れられるのかもしれませんよ!

「老けた?」と言われないためにも、私も血糖値コントロールに励みたいと思います!

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