高血糖とは何?血糖値が高いときの症状は?

健康診断や病院の検査で「血糖値が高い」と言われた方はいらっしゃいませんか?

もしくは私のように「たまたま自分で測ってみたら血糖値が高いことを知った!」という方もいらっしゃるでしょう。

血糖値というのは、食事をすれば上がるものであり、食前より食後の方が血糖値が高いのは当然のことです。

では、いわゆる「血糖値が高い」というのは、どういう状態を指すのでしょうか?

血糖値が高いと、どんな症状が出てくるのでしょうか?

今回は「血糖値が高い=高血糖というのは、どんな状態を示すのか?」「高血糖が続いた場合の自覚症状」について、できるだけわかりやすくご説明して行きます。

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高血糖とは・・・?

「高血糖」という言葉をご存じですか?

私は、自分で血糖値を測るようになるまで、高血糖という言葉を知りませんでした。

高血糖とは、「血糖値が高い状態が持続していること」を意味します。

一般的に、食事をすると、食物に含まれるブドウ糖が血液中に入り、血糖値が上がります。

すると、膵臓からインスリンという物質が分泌され、血液中のブドウ糖を体内に取り込みます。

そして、血液中のブドウ糖の量が減っていき、食後数時間経てば、血糖値は食前の値に戻って行くのものです。

もちろん、血糖値は、年齢によっても異なりますし、健康な人であっても、食べ過ぎ、ストレス、体調不良などによって、一時的に高血糖になることはありますが、その原因を取り除けば血糖値は下がっていくのが普通です。

また、インスリンの働きが正常であれば、大量の血糖を上回る量のインスリンが分泌されますので、血糖値は正常の数値から大きく外れることはありません。

(「血糖値とは何ですか?基準値や単位までわかりやすく説明します!」に関連記事を書いています。)

しかし、何らかの原因によって、インスリンの働きが悪くなったり、インスリンの効きが悪くなったりすると、血液中のブドウ糖を体内に取り込むことができず、血糖値が高い状態が続いてしまいます。

このように、血糖値が一時的に高かったものがしだいに下がらなくなり、血糖値が高い状態がずっと続いてしまうことを「高血糖」と言います。

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血糖値が高いときの症状は?

血糖値が高いと、どのような症状が現れるのでしょうか?

通常、血糖値が高くなると、私たちの体内では「血糖値を下げよう!」とインスリンがたくさん分泌されます。

血糖値が高い状態が続き、インスリンが常に大量に分泌され続けていると、しだいに「インスリンの分泌異常」が起こってしまいます。

高血糖によるインスリンの分泌異常によって引き起こされる症状はこちらです。

<異常にのどが渇く>

血液中のブドウ糖が増えると、血液がドロドロ(粘性を帯びる)になります。

血液中の余分なブドウ糖を薄めてサラサラにするため、体は水分を取り込もうとします。

そのため、異常にのどが渇くようになります。

<トイレが近くなる>

体内の余分なブドウ糖を尿を通じて体内から排出し、血液を綺麗にしようと体が働きますので、トイレの回数が増えます。

<虫歯や歯周病にかかりやすくなる>

トイレの回数が増えることで、体は脱水気味になります。

体が脱水のときは喉が渇くだけでなく、口内も渇きやすくなるため、唾液の量が減って虫歯や歯周病にかかりやすくなります。

<便秘になる>

排尿の回数が増えて脱水状態になると、便秘がちになります。

<血圧が上がる>

血液中のブドウ糖を排出するために、体は血管内に水分を溜め込もうとします。

そのため、血圧が上がります。

<異常な空腹感がある>

高血糖というのは「血液中のブドウ糖を効率よくエネルギーとして使えていない」ということです。

そのため、血液中にブドウ糖が溢れているにも関わらず、体はエネルギー不足だと感じてしまいます。

そのため、異常な空腹感に襲われます。

<だるさ、倦怠感>

血液中にブドウ糖が溢れているにも関わらず、体はブドウ糖をエネルギー源として取り込むことができないため、本当のエネルギー不足に陥ってしまいます。

そのため、疲れやすい、だるい、体が重たいなど倦怠感を感じるようになります。

<痩せる>

いくら食事をしても、ブドウ糖をエネルギーとして使うことができていないわけですから、食べても食べても痩せて行きます。

<太る>

上記の「痩せる」とは矛盾していますが、インスリンの分泌異常によって、満腹感を感じにくくなることがあり、過食してしまうケースもあります。

また、体はブドウ糖をエネルギーとして取り込むことができないと、ブドウ糖が含まれた食品(炭水化物や甘いもの)を欲するようになります。

このように、高炭水化物・高カロリー食に偏ってしまった場合、肥満に繋がります。

また、血液中に余っているブドウ糖は、やがて脂質へと変化し体脂肪となりますので、太ってきます。

まとめ

血糖値が高くても、自覚症状はありません。

空腹感がある、喉が渇く、疲れる、だるい、眠い、などは、働き盛りの年代や子育てに振り回されている年代の女性なら、誰にでもあることです。

そのため、これらの不調がまさか高血糖の症状だとは、気が付きませんよね?

「空腹感があるのは元気な証拠!」とさえ思ってしまうのではありませんか?

体の不調の原因が高血糖によるものだと気付きにくいことから、「最近ちょっと体の調子がおかしい?」と自覚する頃には、かなり高血糖が進行してしまい、すでに「糖尿病」になっている方が多いのだそうです。

「ただの疲れ」なのか、「高血糖が原因による倦怠感」なのかを見極めるのは難しいので、それを知るためには、定期的な健康診断が欠かせないということですね。

私は、しばらく健康診断を受けておらず、たまたま自己測定器で血糖値を測ったために、自分が高血糖だと気付くことができました。

もしあの時、自己測定器で自分の血糖値を測る機会がなかったら、きっと今も炭水化物たっぷりの食事を続けていたと思います。

糖尿病を防ぐために、「自分の血糖値が高いという事実を早く知ることができてよかった!」と思っています。

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