コーヒーだけじゃない?!血糖値に有効なお茶は?

空腹時や食前にコーヒーを飲むと、食後高血糖を抑える働きが期待できるのは「空腹時のコーヒーは血糖値を抑える?ミルクを入れてもよい?」でご説明いたしました。

しかし、「コーヒーが苦手」という方もいらっしゃるのではありませんか?

特に女性は、コーヒーよりも紅茶を好む方が多いように思います。

私は、コーヒーも紅茶も大好きですが、ちょっと体調が悪いときは、必ず紅茶を選びます。

なぜなら、身体が弱っているときにコーヒーを飲むと「刺激」が強すぎて、余計に具合が悪くなるからです・・・。

そして、そんなときはコーヒーを飲んでも、美味しく感じないのです。

私にとって、「コーヒーを美味しく感じるかどうか」は、健康のバロメーターとなっています。

話が逸れましたが、実はコーヒーではなく「お茶類」にも、血糖値の抑制効果を期待できるものがあるのです!

今回は、私たちが日常的に飲む「紅茶」と「緑茶」に絞り、「紅茶と緑茶と血糖値の関係」についてご紹介して行きます。

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血糖値に有効なお茶とは?

「血糖値の上昇を抑える」とか「インスリンの分泌を促す」とか「インスリンと同じような働きをする」などと言われているお茶が、数多く存在するのをご存じですか?

例えば、

・グアバ茶

・ギムネマ茶

・バナバ茶

・ゴーヤ茶

・サラシア茶

・ヤーコン茶

・ジュアール茶

・シジュウム茶

・柿の葉茶

桑の葉茶

・菊芋茶

・びわの葉茶

など、こんなにたくさんあるのです!

私にとっては、これまで聞いたことのない名前のお茶や、何から作られているのかさえわからないお茶ばかりです。

おそらく、それぞれのお茶は血糖値をコントロールするためによい働きをしてくれるのでしょうけれど、「味も素材もよくわからない、聞きなれないお茶」に手を出すのは、勇気が要りますよね?

たとえ、「血糖値にすばらしく効く」ということがわかったとしても、では「どこで買うことができるの?」と迷ってしまうことでしょう。

そう考えると、日本人になじみが深く、どこでも手に入る、しかも経済的で美味しいお茶・・・つまり「紅茶」と「緑茶」で、血糖値対策ができないのだろうかと思いませんか?

もしも、私たちが「普段飲んでいるお茶」で血糖値を改善できたら、こんなに手軽で便利なことはありませんからね!

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「紅茶」は血糖値にどう働く?

紅茶とは「茶の樹」の葉っぱを発酵させて作られたものであり、独特の渋みがあります。

紅茶の渋みは、「カテキン」というポリフェノール(正式名「テアフラビン」)であり、カテキンには、「消化酵素の働きを抑制する働き」があるそうです。

つまり「消化酵素が働く=糖質が吸収されやすい」ということですので、カテキンの働きで消化酵素が鈍れば、「糖質が吸収されにくくなる=血糖値が上がりにくくなる」と考えられます。

さらに、カテキンには、糖尿病の合併症として悪名高い「動脈硬化を予防する働き」も期待できるそうです。

動脈硬化の原因である血液中の悪玉コレステロールは、悪玉コレステロール単体では悪さをしないのですが、「悪玉コレステロールが活性酸素と結びついてしまうと、血管を傷つけ始め動脈硬化の原因を作り出す」とされています。

カテキンには「活性酸素と結びつく」という特徴があるため、カテキンを摂取すると悪玉コレステロールが活性酸素と結合するのを防いでくれるのです。

このような理由から、カテキンは動脈硬化を予防すると考えられています。

このほか、カテキンには、体が錆びるのを防ぐ「抗酸化作用」があるとも言われています。

つまり、高血糖や糖尿病、動脈硬化の予防だけでなく、ガン、老化、虫歯、風邪、インフルエンザなど、さまざまな病気から体を守ってくれるとも考えられます。

もう一つ、紅茶に含まれる血糖値によいとされる成分に、「ポリサッカロイド」というものがあります。

富山医科薬科大学の研究発表によると、ポリサッカロイドという成分には、「胃腸で糖質が吸収されるのを抑制する働き」があるそうです。

カテキン同様、ポリサッカロイドが糖質の吸収を阻害することから、紅茶は血糖値の上昇を抑制すると考えられます。

このポリサッカロイドについては、ちょっと注意が必要です。

実は、ポリサッカロイドは熱に弱いため、紅茶を熱湯で入れると抽出できないのだそうです!

つまり、ポリサッカロイドの効果を得るためには、紅茶を「水出し」で淹れなければなりません。

「ホットティー派」の私にとっては残念ですが、夏の時期はトライしてみようと思います!

もう一つ、紅茶を飲むときの注意点は、紅茶を「ストレート」もしくは「ミルクを少量」入れて飲むということです。

くれぐれも、砂糖は入れずに飲んで下さいね。

ミルクは糖質が少ないので、紅茶に入れるくらいなら問題ないと考えられます。

(「牛乳は血糖値を抑える?豆乳やココナツミルクは糖尿病に効く?」に関連記事を書いています。)

同じ紅茶ばかりで飽きるという方は、紅茶のバリエーションを楽しむためにフレーバーティを取り入れたり、シナモンやショウガを入れてみましょう。

シナモンとショウガは、「糖化予防」にも効果的です。

(「糖化とは何?血糖値が高いと老ける?」「糖化を防ぐ食品や飲み物とは?」に関連記事を書いています。)

「緑茶」は血糖値を下げる?

「紅茶には、血糖値に有効な成分が含まれている」とは言え、「紅茶を3度の食事の度に飲んでいる」という方は少ないのでしょうか?

そこで、食事にも合う「緑茶」の血糖値への効果について調べてみました。

緑茶は、紅茶と同じ「お茶の樹」の葉を、発酵させずに乾燥させたものです。

緑茶には、紅茶同様に「カテキン」が多く含まれているため、「毎日、日本茶を6杯以上飲む人は、飲まない人に比べて2型糖尿病の発症率が3~4割低くなる」という研究結果が文部科学省や静岡県立大から発表されています。

つまり、カテキンの摂取量が多いほど、糖質の消化吸収が緩やかになり、血糖値が上がりにくくなるということになります。

緑茶であれば、常飲されている方も多いでしょうから、紅茶よりもたくさんの量を摂取しやすいと思います。

日本人にとって身近な緑茶に、血糖値へのよい効果が期待できるなんて、嬉しいですね!

まとめ

紅茶や緑茶が、「消化吸収を遅らせる働きがある」ことを私は初めて知りました。

「血糖値」という点からすると、消化が遅いのはいいのかもしれませんが、胃腸の弱い人にとってはどうなのでしょうか・・・。

「消化が遅い=消化が悪い」ということですから、飲み過ぎた場合は下痢や腹痛の原因になりそうですね。

また、紅茶や緑茶に含まれるカテキンは「血糖値へよい効果」があるのは確かなようですが、効果を実感するには、ある程度のカテキンの量を摂取する必要があるでしょうし、一日二日飲んだからと言って、すぐに効果が表れるわけではありません。

あくまでも、血糖値コントロールのための補助的なアイテムとして取り入れるようにしてみましょう。

もし、「自分の体に合わない」と感じたら、量を調節することをお忘れなく!

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