砂糖の害は血糖値だけじゃない!子供と女性への影響は?

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疲れた時やリフレッシュしたいとき、砂糖が入った甘いものを食べると、心も体も元気になりますよね?

また、誕生日やクリスマスにデコレーションケーキを食べたり、給料日の後にごほうびとして高級スイーツを食べたりするのは、生活のアクセントにもなります。

また、料理に砂糖を使うと苦手なものでも食べやすくなったり、料理にツヤや風味なども与えてくれます。

「私は甘いものが苦手だから」「砂糖は使わない」という人であっても、このように何らかの形で毎日砂糖を口にしているはずですから、砂糖は私たちの生活に欠かすことができない調味料だと言えるでしょう。

その一方で、砂糖にはデメリットもあるのをご存知ですか?

実は、砂糖の取り過ぎが原因で、病気や体調不良を引き起こすことがあるのです。

今回は「子供や女性に与える砂糖の害」についてご紹介して行きます。

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砂糖は病気を招くってホント?

以前の私は甘いものが大好きでしたので、毎日1回、夕食後にデザートを食べる習慣がありました。

毎日、クッキーやチョコレート、プリンやシュークリームなど、「今日は何を食べようか?」と考えることも楽しんでいました。

そんな食生活が長く続いたせいでしょう。

高血糖という症状を招いてしまいました。

そうです。

砂糖の摂りすぎは、高血糖を招くのです。

そして高血糖が続くと、ゆくゆくは2型糖尿病を発症し動脈硬化や神経障害などの「血管障害」を起こすリスクが高まります。

また、砂糖がたっぷり入っている清涼飲料水ジュースなどを大量に飲む習慣を続けると、「急性糖尿病(ペットボトル症候群、ペットボトルケトアシドーシス)」を引き起こともあります。

さらに砂糖は、体内で分解されるときにカルシウムを消費することから、骨が弱くなったり、虫歯ができやすくなるようです。

(「子供の糖尿病を防ごう!お菓子やジュースの上手な与え方は?」「血糖値が高いと血管が痛む?血管障害とは?」に関連記事を書いています。)

2型糖尿病は、生活習慣が原因で引き起こされる生活習慣病の一つですから、もちろん砂糖の過剰摂取だけが原因ではありません。

しかし、長期にわたって砂糖を取り過ぎていると、さまざまな形で私たちの健康のバランスが崩れてくると考えれます。

砂糖は子供の精神に影響を与える?

砂糖の健康への影響は、肉体的なものだけではありません。

実は、砂糖の摂取はココロにも影響を与えると言われているのをご存知ですか?

みなさんも、「甘いものを食べた直後は幸せな気分だったのに、しばらく経つとイライラしてまた甘いものを食べてしまう」といった経験をお持ちかもしれません。

血糖値とイライラの関係については「血糖値が上がるからイライラ?高血糖だからイライラ?血糖値と性格の関係は?」の記事で書きましたので、ここでは特に「砂糖が与える子供の精神への影響」について述べてみます。

みなさんは、砂糖が「子供の精神に影響を与える」という話を耳にしたことがありますか?

この真偽については諸説あるようですので、両方の意見をご紹介したいと思います。

砂糖は子供精神へ影響を「与える」という意見

砂糖をたくさん取ると、血糖値が大きく上昇しますので、血糖値を抑えるために体内では、多くのインスリンが分泌されます。

すると、しばらくして血糖値が下がり過ぎてしまう「低血糖」を起こします。

「低血糖」になると体内では「血糖値を上げるホルモン」が分泌されるのですが、このホルモンによって、

・攻撃性が増える
・落ち着きがなくなる
・イライラする
・鬱っぽい状態になる

といった症状が出るようです。

私たちの食生活が豊かになるに連れて、子供の砂糖の摂取量も増えています。

「攻撃的でカッとなる精神状態にある子供」が増えていることから「子供の犯罪率も増えている」と指摘する意見もあります。

砂糖は子供精神へ影響を「与ない」という意見

子供の精神不安定には、「砂糖は関係ない」という研究結果もあります。

ちょっと古い情報ですが、ロンドン大学医学部の発表によると、「砂糖(糖分)を取ると脳内からはセロトニンが分泌され、精神が安定しストレス軽減に役立つ」とされています。(2001年の情報)

また、共立大学の動物実験によると「砂糖の多い食事はストレスを軽減する作用がある」とも発表しています。

みなさんは、両方の意見を見てどう思いますか?

確かに、疲れたときやストレスがたまったときに甘いものを食べるとホッとするのは事実ですから、砂糖には精神を安定する働きがあるのでしょう。

しかしこれは「適量の砂糖」そして「低血糖を起こさない場合」に限ったことではないかと個人的には思います。

砂糖の摂取によって血糖値の乱降下が起こり低血糖に陥れば、低血糖の症状があらわれてくるのでは当然のことですから、「子供の精神と砂糖には関係がある」というのが私の意見です。

もしもお子さんが「怒りっぽい」「落ち着きがない」といった様子が見られるのであれば、砂糖の量を減らしてみてはいかがでしょうか?

既にある程度の年齢のお子さんであれば、砂糖と血糖値の関係について簡単に説明し、お子さん自身が「砂糖を減らしてみようかな」と思えるよう働きかけてもいいですね。

また、食事の際は「ごはんとおかず類(メインと副菜)を一緒に食べる」という基本を教え、もし親がいないときに自分で食べるのであればできるだけ「菓子パンとジュース」「おにぎりだけ」といった食事は避けてほしいという思いを伝えておきたいものです。

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砂糖は女性にも『害』?

砂糖がたっぷり使われたスイーツ好きな女性は多いと思います。

もちろん私もその中の一人ですが、砂糖の取り過ぎは女性の美と健康に大敵ですよ!

みなさんも甘いものを食べた後に、ニキビや肌荒れを起こしたり、やる気が出ない、気分が乗らないといった経験がありませんか?

砂糖が「肌荒れ」や「体調不良」を招く原因を見ていきましょう。

皮脂量の増加

砂糖を摂りすぎると 皮脂の量が増えるのだそうです。

皮脂は、肌にとって必要不可欠なものですが、必要以上に分泌されるとニキビや肌荒れなどの原因となります。

また砂糖を摂取するときは、同時に脂肪分(生クリーム、バターなど)も摂取することが多いですから、脂肪分によっても皮脂が過剰に分泌されてしまうのです。

皮脂が過剰に分泌されると毛穴が汚れて詰まりやすくなり、肌トラブルの原因となります。

糖化

糖化とは、「糖」と「たんぱく質」が結びつき、そこに熱が加わると起こる「焦げ」という現象です。

焦げは料理のときだけでなく私たちの体内でも起こっており、糖化は病気や老化を招きます。

糖化の原因はいくつかありますが、砂糖(糖質)の過剰摂取はその中の大きな原因となります。

つまり、砂糖の摂取によって体内で糖化が起これば起こるほど、肌のたるみ、しみ、しわ、ニキビ、肌荒れなどが起こりやすくなるのです。

(「糖化とは何?血糖値が高いと老ける?」「糖化を防ぐ食品や飲み物とは?」に関連記事を書いています。)

PMS(生理前症候群)

このほか、女性の多くが経験するPMS(生理前症候群)ですが、実は生理前の不調は砂糖の摂取によって起こる「低血糖の症状」である可能性もあります。

代表的なPMSの症状である、

・イライラ感
・だるい
・疲れやすい
・憂鬱感

などは、低血糖の症状と非常に似ていますので、PMSが気になる方は砂糖(糖質)の摂取量を減らしてみるといいかもしれません。

(「生理前のイライラは血糖値が関係している!?」「生理前は血糖値が高い?低血糖でPMSが悪化?!」に関連記事を書いています。)

冷え

砂糖(白砂糖)は、体を冷やす「陰性」の食品とされています。

また、砂糖の摂取によって低血糖になると体が冷えるそうです。

さらに、砂糖の摂取によって高血糖になると「血液の粘度が高い状態(ネバネバ血)」になりますから、その結果血流が悪くなり冷えてしまうのです。

冷えは肌トラブルだけでなく、むくみ、代謝の減少による肥満、不妊、免疫力の低下などに繋がります。

(「血糖値が高いと冷え性になる?」に関連記事を書いています。)

スイーツ女子には酷な話かもしれませんが、現在肌や体調のトラブルを抱えている方は、極力砂糖の摂取を控えた方がよさそうですよ。

おわりに

砂糖の摂りすぎと聞くと、糖尿病などの大きな病気をイメージするかもしれません。

しかし実際は、肌やココロなど「誰でも抱えるよくあるトラブル」の原因にもなり得るのです。

子供の精神や情緒不安定に関しては本当のところはわかりませんが、短時間で起きる血糖値の急上昇&乱降下は人間の情緒に影響を与えると私は思います。

私自身、甘いものをたくさん食べた後は、しばらくして落ち着きがなくなったり、イライラしたり、やる気が出なくなるといった自覚症状が出ます。

心身の健康のことを考えれば、砂糖は取り過ぎないに越したことはありませんね・・・。

だからと言って砂糖のない生活は味気ないですから、白砂糖を「黒砂糖、はちみつ、メープルシロップ」などに変えてみてはいかがでしょうか?

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