生理前のイライラは血糖値が関係している!?

生理前になるとイライラしたり、怒りっぽくなることがありませんか?

程度の差はあれ、女性であれば誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?

生理前のイライラは、生理の痛みと比べたら「まだマシ」と思うかもしれませんが、感情のコントロールが効かなくなると、自分自身だけでなく周囲の人にも影響を及ぼしかねないため、これはこれで厄介なものです。

私も生理前は、明らかにイライラ感が強まります。

いつもなら許せる子供のいたずらや夫のだらしなさに目をつぶることができず、生理前になるとガミガミ怒ってしまいます(反省)。

私の感情をぶつけられてしまう家族も可哀そうですが、感情のコントロールができなくなるのは私自身も辛いです…。

このように、生理前に感情の起伏が激しくことはよくあることですが、コレと言った対処はせず生理が終わるまでひたすら耐え忍んでいる方も多いのではないでしょうか。

生理前のイライラの原因は様々ですが、実は「血糖値」も関係しているのだそうです。

と言うことは、血糖値を改善すれば生理前のイライラを軽減できるかもしれないということです!

今回は「生理前のイライラの原因と血糖値の関係」についてご紹介して行きます。

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生理前にイライラするのはなぜ?

「生理前になるとイライラする」という経験をお持ちの女性であれば、PMSという言葉を聞いたことがあるかと思います。

PMSとは、「月経前症候群(月経前緊張症)」と呼ばれ、生理前に現れる身体的・精神的な症状のことで、排卵~生理までの2週間ほどの期間(黄体期)に起こります。

代表的なPMSの症状には、「乳房の張り、むくみ、だるさ、頭痛、腰痛、眠気、肌荒れ」などがありますが、「イライラ感、怒りっぽい」といった精神的変化もPMSの代表的な症状なのです。

PMSの原因はいろいろあるようですが、代表的なものとして知られているのが「ホルモンバランス」です。

ここでは、特にPMSのイライラの原因と思われるホルモンをご紹介していきます。

PMSのイライラの原因とされるホルモン

❏プロゲステロン

別名「黄体ホルモン」とも呼ばれるプロゲステロンは、女性ホルモンの1種です。

プロゲステロンは、平常時の分泌量にはあまり変動がなく「排卵後に急激に分泌量が増え、生理が始まる頃には再び元に戻っていく」という特徴があります。

プロゲステロンは、妊娠しやすい体を作ったり、妊娠を継続させる役割があるのですが、PMSのようなさまざまなマイナートラブルを引き起こすホルモンでもあります。

生理前の「むくみ」「食欲の増進」「胃腸の動きの鈍化」「体温の上昇」「憂鬱な気分」などは、このプロゲステロンが原因だと考えられています。

❏セロトニン

「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンは、生理前になると女性ホルモンの影響を受けて分泌量が減るのだそうです。

セロトニンが減ると、気持ちが落ち込んだり、ネガティブになってしまうといわれています。

このように、プロゲステロンの増加とセロトニンの減少によって、生理前になるとイライラ感が強まるようです。

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生理前のイライラは血糖値も関係している?

生理前のイライラはホルモンの影響が大きいものの、実は血糖値も関係しています。

実は生理前になると食後の血糖値が上がりやすくなるため、その結果低血糖になりやすいのです。

なぜ生理前になると、このようなことが起こるのでしょうか?

1、プロゲステロンのせいで高血糖になる

上記でも出てきた女性ホルモン「プロゲステロン」は、インスリンの効きを悪くする働きがあります。

そのため、生理前は食後血糖値が上がりやすい状態にあります。

(「血糖値が上がるからイライラ?高血糖だからイライラ?血糖値と性格の関係は?」に関連記事を書いています。)

2、インスリンの分泌量が増加して低血糖になる

血糖値が高くなると、上がった血糖値を下げるためにすい臓からはより多くのインスリンが分泌され始めますが、このインスリンの分泌量が過剰になってしまうと今度は血糖値が下がり過ぎてしまい、低血糖を招きます。

低血糖はイライラ感の他、

・不安感を抱く
・攻撃的になる
・動悸がする
・手や指が震える

などの症状を招きます。

このように、もともと血糖値が高めの私達は生理前になるとさらに血糖値が上がりやすいため、高血糖や低血糖を起こしてイライラが強まると言えます。

(「生理前は血糖値が高い?低血糖でPMSが悪化?!」「糖尿病で生理不順?血糖値と女性ホルモンの関係は?」に関連記事を書いています。)

生理前のイライラは食べ物で解消できる?

生理前のイライラは女性ホルモンの影響が大きいわけですが、ホルモンの分泌量を自力でコントロールすることはできませんよね?

ただ、少しでも生理前のイライラを軽減したいのであれば、食べ物に気を付けてみるとよいそうです!

ここでは、生理前のイライラを軽減できそうな食事をご紹介します。

<生理前のイライラにお勧めの食べ物>

❏鉄分の多いもの

鉄分が不足すると、PMSの症状が強くなると言われていますので、イライラを軽減するために鉄分の多い食品を取ってみましょう。

特に、

・レバー
・あさり
・はまぐり
・大豆食品(納豆、油揚げなど)

などは糖質も少なくお勧めです。

❏ノンカフェインの食べ物/飲み物

カフェインはPMSの症状を強くすると言われています。

飲み物であればカフェインの多いコーヒーや紅茶などを避け、ノンカフェインのお茶やハーブティを選ぶと良いでしょう。

特に、糖質の吸収を抑制するお茶はお勧めです。

また、生理前になると「チョコレートが無性に食べたくなる!」という方は多いものですが、チョコレートにもカフェインが入っているため注意が必要です。

❏生の果物

生理前になると、食欲が増進したり甘いお菓子が食べたくなることがありますが、甘いお菓子の食べ過ぎは血糖値を急上昇させます。

甘いものが食べたくなったら、お菓子の代わりに果物を食べるようにしましょう。

果物には、

〇(甘いお菓子と比較すると)血糖値を上げにくい
〇食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を補給できる
〇歯ごたえがあるため、お菓子と比べると満足感を得やすい

というメリットがあります。

ただし、果物と言ってもドライフルーツには注意が必要です。
ドライフルーツには、多くの砂糖が添加されていたり、栄養が凝縮されている分糖質も多くなっている可能性がありますので、材料や栄養成分を確認してから食べるようにしましょう。

(「血糖値のための果物!食べる順番(食前・食後)は?」「低GI値のおやつ・デザート・果物・アルコールは?」に関連記事を書いています。)

もともと血糖値が高めの私達は、「生理前になるとさらに血糖値が上がりやすい」という自覚を持ち、生理前の期間だけでも糖質を控えた食事を心掛けるといいと思います。

おわりに

生理前のイライラはほとんどの女性が経験するものであり、「当たり前の症状」でもありますが、その原因はとても複雑です。

今回は、生理前のイライラを軽くするための食べ物についてご紹介しましたが、このほか「リラックスする」「軽い運動する」といった方法もあります。

このように、PMSと血糖値の対処法は似ていますから、もしもあなたが現在血糖値コントロールに励んでいるとしたら、気付かない間にPMSが軽減されてしまうかもしれませんね。

私は現在糖質制限を行っているものの、仕事へのストレスや運動不足などが重なって、イライラを改善するにはまだまだ時間がかかりそうですが・・・。

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