桑の葉が血糖値を下げて糖尿病を予防?副作用は?妊婦にも安全?

皆さんは、「桑」という植物にどのようなイメージがありますか?

「桑」と聞くと「蚕のエサ」「童謡『赤とんぼ』の歌詞」「紫色の甘い実」などを思い浮かべる方が多いかと思います。

私も小学生の頃、「蚕を飼って繭を作る」という授業があり、空き地に生えている桑の葉をせっせと集め、蚕を育てた記憶があります。

庭や空き地に生えている桑の葉ですが、実は「桑の葉は、糖尿病や血糖値に良い」とされているのをご存知ですか?

今回は「桑の葉と糖尿病の関係」「桑の葉が与える血糖値への影響」についてご紹介して行きます。

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桑の葉が糖尿病予防にいいって本当?

桑の葉にはさまざまな健康への働きがあると言われていますが、中でも「糖尿病の予防に役立つ」と言われているのをご存知でしょうか?

ここでは糖尿病予防を中心に、桑の葉に期待できる健康効果を4つご紹介します。

血糖値を抑える

桑の葉に多く含まれているDNJ(1−デオキシノジリマイシン)という成分は、小腸からの糖質が吸収されるのを阻害する働きがあると言われています。

その結果、血糖値の上昇を抑えられるそうです。

コレステロール値/中性脂肪値を下げる

桑の葉に含まれる食物繊維やフラボノイドなどの成分は、コレステロールや中性脂肪値を下げると言われています。

むくみの改善/利尿作用

桑の葉に含まれるカリウムには利尿作用があります。

利尿作用によって体の余分な水分が排出されると、むくみの改善につながります。

便秘改善

桑の葉には食物繊維が豊富に含まれているため、便のかさを増やし便秘の改善に役立ちます。

(「糖尿病は便秘を招く?血糖値と便秘の関係は?」「高血糖の妊婦さんは便秘になりやすい?」「【糖質制限】痩せないのは便秘のせい?脂質が大事?!」に関連記事を書いています。)

桑の葉は売っているの?桑の葉の成分を摂取するには?

桑の葉が糖尿病予防や血糖値コントロールに役立つことがわかりましたが、桑の葉はどこで購入できるのでしょうか?

桑の葉は空き地などで自然に生えている植物であるせいか、残念ながらスーパーなどで見かけることはありません。

ですから、桑の葉の成分を摂取したいのであれば、生の葉っぱではなく「桑の葉の加工食品」を利用するといいでしょう。

現在市場に出回っている桑の葉を使った加工食品には、

・桑の葉のエキスを配合したサプリメント

・桑の葉茶

・桑の葉の青汁

・桑の葉の粉末

などがあります。

生の桑の葉は一部のネットショップで売られていたり、また地方に行くと生の桑の葉を扱っている店や桑料理を出すお店もあるそうですが、まだまだ数は少ないようです。

桑の葉を試したいのであれば、生の桑の葉より桑の葉の加工品の方が手に入れやすいですね。

妊婦さんやお子さんにもお勧めなのは桑の葉【茶】?

生の桑の葉を手に入れるのはちょっと難しいと思いますので、桑の葉の成分を手軽に摂取したいのであればまずは桑の葉の加工品を試してみましょう。

桑の葉の加工品の中でも試しやすいのは、何と言っても「桑の葉茶」です、

桑の葉茶にはほとんど副作用がないと言われており、さらにノンカフェインですから妊婦さんやお子さんでも安心して飲むことができます。

また農薬など安全性が気になる方は、無農薬の桑の葉茶を選ぶようにしましょう。

桑の葉茶の副作用は?

桑の葉茶は、一般的には「副作用が少ない」と言われてはいるものの、人によっては体調が悪くなることもあるようです。

例えば、桑の葉茶に含まれる豊富な食物繊維によってお腹がゆるくなるなど・・・。

(私も桑の葉茶を飲むと、お腹が張ったりゴロゴロするときがあります)

特に、以下に該当する方は、医師と相談しご自身の体調を見ながら桑の葉茶を飲む量や回数を決めてください。

△ 持病のある方

△ 薬を飲んでいる方

△ アレルギー体質の方

△ お腹の弱い方

また、桑の葉茶は妊婦さんが飲んでも平気と言われるその一方で、「妊娠中の桑の葉茶は飲み方に注意が必要」「妊娠中には飲んではいけない」などの意見もあるようです。

妊娠中は普段と異なる身ですし、妊娠週数、妊娠経過、妊婦さんの体質などによって桑の葉茶が「合う、合わない」は当然出て来ると思いますので、気になる方は桑の葉茶を飲む前に医師に確認を取るようにして下さい。

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桑の【実】は体に良い?どんな成分が入っている?

桑の実を見たことがある方はそう多くはないかもしれませんが、桑の実もまた、桑の葉に負けず劣らず美容や健康に良い成分がたくさん含まれているようです!

桑の実に含まれる代表的な栄養素はこちらです。

<桑の実の成分(可食部)>

・アントシアニン

ブルーベリーや紫キャベツなどに含まれる紫色の成分であるアントシアニンは、視力回復効果、美肌効果、メタボリックシンドローム予防効果、抗酸化作用などがあると言われている成分です。

・ビタミンC

桑の実に含まれるビタミンCはみかんよりも多く、可食部100gあたり「36.4mg」のビタミンCが含まれています。

ビタミンCには美肌や風邪予防、骨粗しょう症などの効果があると言われていますから、年齢問わず積極的に取りたい成分だと言えます。

・カリウム

カリウムはミネラルの一種ですが、体内の水分量を調整する働きを持っています。

体内の余計な水分を輩出し、むくみや高血圧の予防に役立ちます。

桑の実100gあたり「194mgのカリウム」が含まれています。

このように、桑の実には女性に嬉しい栄養が含まれていますが、桑の実は甘みが強く、中には糖度が20度を超えるものもあるそうです!

(※糖度とは「100gの果汁の中に含まれるショ糖の量」を表すものです。糖度20度とは、「桑の実の汁100gの中に、ショ糖が20g含まれている」ことを表します。)

ですから、美容と健康のために良かれと思って食べすぎると、糖類の取り過ぎとなって血糖値が上がり過ぎてしまう恐れがありますから、くれぐれも食べ過ぎには注意してくださいね。

おわりに

桑は、葉だけでなく実にも栄養がたっぷり詰まっていることがわかり、私はとてもびっくりしました!

身近なようで意外と手に入りにくい桑の葉ですから、生食できる桑の葉や実を見つけたときは、ぜひ食べてみて欲しいと思います。

また、庭や広いベランダをお持ちの方であれば、自宅で桑を栽培してみてはいかがでしょうか?

桑の葉はもちろん、採れ立ての桑の実を味わえるかもしれませんよ!

残念ながら私は桑の葉料理を食べたことがありませんが、「桑の葉を天ぷらにすると美味しい」と聞いたことがありますので、機会があればぜひ食べてみたいと思っています!

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