朝の血糖値が高い!その原因は?

起床時の血糖値が高い方はいらっしゃいませんか?

「朝の血糖値が高い」というのは、例えば、「前日の寝る前の血糖値よりも、朝の方が高い」とか「日中の空腹時血糖値よりも、朝の方が高い」という意味です。

通常、朝は血糖値が一番下がっている時間帯とされています。

寝ている間は何も食べないわけですから、血糖値が下がっているのは当然ですよね?

しかし、朝の血糖値が高いことがあるのです!

事実、私も起床時の血糖値が、前日の寝る前の血糖値より高くなることがあります。

ある日の血糖値は、

・前日の夜の血糖値 >>  89mg/dl

・翌日の朝の血糖値 >> 107mg/dl

という時がありました。

なぜ、朝の血糖値が高くなるのでしょうか?

朝の血糖値を下げるにはどうしたらいいのでしょうか?

今回は「朝の血糖値が高い原因と対処法」について調べてみました。

スポンサーリンク

朝の血糖値が高いのはなぜ?

朝起きて、朝食を食べる前に血糖値を測ってみたら「空腹時の正常値を超えていた!」とショックを受けている方はいらっしゃいませんか?

「食生活に気を付け、食後の血糖値を上げないよう努力しているはずなのに・・・朝起きてみると血糖値が高いなんて!」

なんだか許せませんよね??

私は糖質制限を始めてから、食後の血糖値が正常値を超えなくなってきたので、ほっとひと安心だと思っていました。

夕食後3時間くらい経てば、血糖値は100mg/dl以下に下がりますので、「もちろん朝の血糖値も低いだろう」と思い込んでいました。

それなのに、実際に朝の血糖値を測ってみると「100mg/dl~107mg/dl」くらいの高値が出てしまうのです!

空腹時の血糖値の正常値は「110mg/dl以下」となっていますので、朝の空腹の状態で110mg/dlを超えた場合は、糖尿病予備軍と考えられます。

私は110mg/dlを超えてはいませんが、「正常高値」ですので要注意ということになります。

では、なぜ朝の血糖値が高くなってしまうのでしょうか?

朝の血糖値が高い原因は、「糖新生」「暁現象」にあります。

聞きなれない言葉ですが、理由は簡単ですのでご説明します。

<糖新生とは?>

私達の身体は、眠っている間でもブドウ糖を消費しています。

特に、脳は睡眠中でも休むことなく働いていますので、エネルギー源であるブドウ糖を必要とします。

そのため、私達の身体は、睡眠中の絶食によって体内にブドウ糖が不足してくると、肝臓で蓄えられていたブドウ糖を血液中へ放出し、エネルギーとして活用し始めます。

このように、体内に貯めておいたブドウ糖が血液中へ放出されることを「糖新生」と言います。

<暁現象とは?>

睡眠中に「糖新生」が始まっても、健康であれば血糖値が上がることはありません。

なぜならインスリンは、食後に分泌されるインスリンとは別に、一日中一定量分泌され続けている「基礎インスリン」が働いているからです。

しかし、糖尿病予備軍の方は基礎インスリンも不足しているため、糖新生が起こるとそのまま血糖値が高くなってしまうのです。

このように、糖新生によって朝の血糖値が高くなってしまうことを「暁現象」と言います。

この暁現象は、朝4~5時くらいに起こることから「暁」という名前がついています。

朝の血糖値が高いのは暁現象だけではない?

朝の血糖値が高くなる理由は、糖新生による暁現象だけではありません。

私達の身体は、明け方になると成長ホルモンやアドレナリンを放出し、日中の活動に備えるために血糖値を上げようと働きます。

そのため、インスリンの基礎分泌が少ない場合は、このまま血糖値が上がりっぱなしで朝を迎えることになります。

また、朝の血糖値は、前日の食事によっても影響を受けます。

例えば

・前日の夕食の時間が遅かった

・寝る直前に夜食を食べた

・前日の夕食の量が多かった

・前日の夕食に油ものをたくさん食べた

・前日にお酒をたくさん飲んだ

など、前日の食事内容によって血糖値が下がり切らないということもあるようです。

朝の血糖値が高いのは、暁現象、ホルモンの影響、前日の食事などいくつか原因がありますが、いずれにせよ「血糖値を下げるだけの十分な基礎インスリンの分泌が少ない」ということになります。

スポンサーリンク

朝の血糖値を測るタイミングって?

そもそも「朝の血糖値」とは、どのタイミングで計るのかご存じですか?

「朝起きてすぐ」「身支度を終えた後」など、いつの時点で測ればいいのでしょうか?

また、5時に起きる人、7時に起きる人、9時に起きる人、お昼近くに起きる人、など「起床時間」によっても血糖値は異なってくるのではないでしょうか?

実は私は、毎朝4時に起きているので、「自分の朝の血糖値が高いのは、暁現象真っ最中だからではないか?」と疑っているのですが・・・。

いろいろ調べた結果、暁現象は「明け方〇時に起こる」とは決まっておらず、入眠後8~10時間くらいで起こるそうです。

そのため、就寝時間から数えて8~10時間後の血糖値が高ければ、暁現象だとわかります。

また、朝の空腹時間に動きすぎると、肝臓に溜めてあるブドウ糖が放出され「糖新生」が行われてしまったり、コーヒーなどのカフェインを摂取することによって血糖値が上がる可能性があり、「朝の血糖値が高い原因」を特定できなくなります。

つまり、朝の血糖値を測る明確な「タイミング」は決まっていないものの、とにかく「起床後すぐ、あまり動かず、コーヒーなどのカフェインを取る前に血糖値を測る」ことが大切なようです。

朝の血糖値を下げるには?

朝の血糖値が高いのは、「基礎インスリンの分泌が少ないことが原因である」とご説明しました。

では、基礎インスリンの分泌を増やすにはどうしたらいいのでしょうか?

基礎インスリンの分泌が低下しているのは、膵臓の機能が弱まっているからです。

そのため、しばらく膵臓を休ませ、膵臓を元気にしてあげましょう。

膵臓を休ませるためには、炭水化物(糖質)を控え、インスリンの無駄使いを控えて下さい。

もしくは、運動によって筋肉量を増やし、筋肉による糖の消費を増やすようにしましょう。

太っている方は、減量することでインスリンの効きがよくなり、膵臓の負担が軽くなります。

筋肉における糖の消費量をサポートするアイテムと取り入れると、血糖値への更なる効果が期待できます。

このように、基礎インスリンを増やして朝の血糖値を下げるには、「糖質を控えた食生活」と「筋肉を動かす運動」が必要になります。

(「血糖値が高い!高血糖値を下げるには?」に関連記事を書いています。)

インスリン治療を行っていても朝の血糖値が高くなる?

私はまだ糖尿病予備軍ですので、薬物治療は行っていません。

しかし、既に糖尿病の方でインスリンの投薬を行っている方であっても、朝の血糖値が高いことがあるのです。

インスリン治療を行っているにも関わらず、朝の血糖値が高いのはなぜでしょうか?

インスリン治療を行っている方の場合、インスリンの薬が効き過ぎることによって、睡眠中に低血糖を起こしている可能性があります。

睡眠中に低血糖になると、身体は血糖値を上げようしますので、肝臓からブドウ糖が放出され「糖新生」が行われます。

これを「ソモジー効果」と呼び、インスリン治療を行っている方に見られる症状です。

ソモジー効果が見られた場合は、インスリンの量や種類を変えるなど、何らかの対処が必要となります。

インスリン治療を行っている方で、暁現象かソモジー効果を判別したい場合は、夜中の3時ころの血糖値が参考になります。

もし、午前3時の血糖値が低く、低血糖を起こしているようであれば、ソモジー効果だということです。

まとめ

私の朝の血糖値が高いのは「暁現象」だと思います。

すでに基礎インスリンの分泌が少なくなっているのですね・・・悲しい(泣)。

私の膵臓の機能が、どの程度衰えてしまっているのかわかりませんが、とにかく今は、膵臓を休ませるために糖質を控えた食生活を心がけています。

朝の血糖値が正常値になれば、「膵臓が元気を取り戻せた!」ということになるのでしょうか?

それを信じて、食事の改善とスクワットに励んでいます!

朝の血糖値は、前日の夕食にも関係するようです。

夕食のメニューや食べた時間によって朝の血糖値がどのように変化するのか、今後試してみたいと思います!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする