女性だけではない!糖尿病の男性も不妊になりやすい?

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近年の晩婚化に伴い女性の妊娠・出産年齢も上がっていますが、それと同時に「不妊治療」を受けるカップルの数も年増えていると言います。

不妊の原因は様々であり、不妊の原因を特定できないケースもたくさんあるため、不妊治療を受けたからと言って必ずしも赤ちゃんを授かることができるとは限りません。

この事実は、不妊治療と向き合う際の大きな壁となりそうですね。

一般的に、「食生活や生活習慣の乱れ」「運動不足」などは「妊活力を下げる」と言われていますが、実は「高血糖」も不妊と関係があります。

そして高血糖による不妊の影響は、女性のみならず「男性」にも当てはまるようです!

もしもあなたが「なかなか授からない」と悩んでいるのであれば、今一度夫婦で血糖値を見直してみてはいかがでしょうか?

そして血糖値が高かったのであれば、早速血糖値コントロールに取り組んでみましょう。

今回は「糖尿病と男性不妊の関係」についてご紹介して行きます。

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糖尿病の女性は不妊になりやすい?

結論から言うと、「糖尿病の女性は、そうでない女性と比べて不妊のリスクが高い」とされています。

なぜなら、数ある不妊の原因の中に、「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」というものがあるのですが、多嚢胞性卵巣症候群は「肥満によるインスリン抵抗性(高インスリン血症)」と関係があることから「高血糖の女性や糖尿病の女性は多嚢胞性卵巣症候群にかかりやすい」と言われているからです。

多嚢胞性卵巣症候群にかかると、

・排卵が起こりにくい

・無月経になりやすい

・卵胞の成長が遅い

と言った症状が現れるため、妊娠にくい体の状態となり不妊のリスクが高くなります。

さらに、多嚢胞性卵巣症候群の症状は、年齢とともに悪化していく傾向にあると言われていますので放置しておくとますます妊娠にくくなると言えそうです。

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糖尿病と「男性不妊」の関係は?

糖尿病が原因の不妊は、女性だけの問題ではありません。

糖尿病は「男性不妊の原因」になることもあるようです。

ここでは、糖尿病が関係している男性不妊の原因を2つご紹介します。

・逆行性射精障害

射精された精液は、本来であれば尿道を通って体の外に出て来るのですが、外に出されずに膀胱へと『逆行』してしまう症状を逆行性射精障害と言います。

健康な人であれば、射精された精液が膀胱へと逆行しないように膀胱頸部が閉じるのですが、糖尿病で神経に影響が出始めると膀胱頸部が閉じにくくなり、精液が逆行してしまうそうです。

この場合外に出てくる精液の量が少なくなるだけでなく、全く出てこなくなってしまうこともあるそうですから、逆行性射精障害があると自然妊娠は難しくなります。

しかし精子の逆行自体は、男性の体に対して悪影響はありません。

・勃起障害(ED)

糖尿病が原因で勃起障害が起こることがあります。

こちらも逆行性射精障害と同じく自然妊娠は難しくなりますが、薬で治療できることもあるようです。

しかし糖尿病が重い場合には薬が効かないこともあります。

どちらの症状も、適切な治療を続けることで改善する可能性があると言われています。

赤ちゃんが欲しい方は男女関係なく糖尿病の治療をしっかりと行い、血糖コントロールをよくすることが大切です。

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糖尿病以外の男性不妊の原因は?

糖尿病だけでなく、男性不妊の原因にはいくつかありますのでご紹介します。

年齢

「年齢と妊娠力」は、切っても切り離せない関係です。

男性の場合、「女性ほど年齢の影響は受けない」ようですが、やはり男性も歳が上がれば上がるほど精子の数や働き方が変わって来るようで、35歳を境に妊活力が低下するとも言われています。

ストレス

ストレスは不妊の原因になるようです。

特に仕事で忙しい男性はストレスを抱えやすいですから、休日はリラックスタイムを設けるようにしましょう。

また、妊活に対して夫婦間で温度差があると、妊活そのものがストレスとなってしまうこともあります。

食生活

私たちの体は食べたものからできているわけですから、食生活が乱れていたり栄養バランスが偏っていると、精子の質も低下してしまいます。

特に、食品添加物が含まれたコンビニ食やカップラーメンなどをよく食べる人は、生殖機能に必要なビタミン・ミネラル(特に亜鉛など)の栄養素が体内に吸収されにくいため、妊娠率の低下に繋がります。

タバコ・お酒・カフェイン

タバコが体に有毒であることは周知の事実ですが、実はタバコの害は生殖機能にも及びます。

喫煙を続けていると、精子の数が減ったり運動率が下がるのだそうです。

また、お酒を飲むと体内でアルコールを分解する際に活性酸素が発生するのですが、活性酸素は精子の数の減少や運動率の低下を招き、しまいには精子の老化を早めます。

さらにアルコールの過剰摂取はED(勃起障害)の原因にもなりますから、できる限り控えたいものですね。

このほか、カフェインも受精率を低下させて要因となりますので、毎日何杯もコーヒーを飲む方は要注意です。

精機能の問題

生まれつき不妊体質の男性もいます。

例えば、精巣が小さい、精液が少ない、精液の中に精子がいない無精子症であるといった男性の妊娠率は低くなります。

肥満

太りすぎると精巣にも脂肪がつくため、結果的に精子の質や数が低下すると言われています。

つまり肥満は、男性不妊の原因となります。

男性不妊の原因はこれだけに限りませんが、なかなか妊娠に至らない場合は病院で検査を行い原因を特定してもらうようにしましょう。

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高血糖の原因はストレスだった!?

おわりに

なかなか妊娠が成立しないと、「何で?」「どうして?」と考え込んでしまいますよね?

そして、もしもあなたに糖尿病の持病があったり高血糖を指摘されていた場合は、「私のせいだ」と自分を責めてしまうかもしれません。

確かに糖尿病は、不妊の原因の1つである可能性はあります。

しかし血糖コントロールや治療を適切に行えば、糖尿病でも妊娠が成立しているカップルもたくさんいらっしゃいますからあまり悲観的にならず、まずは血糖値を基準値内に収めるように努めて下さい。

妊活アップのためには、バランスのよい食生活や適度な運動が欠かせませんから、血糖値コントロールがうまく行けば自然と妊娠しやすい体に繋がって行くことでしょう。

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