妊娠糖尿病で入院!入院期間はどれくらい?

もしも妊娠中に「入院して下さい」と言われたら、とても不安に感じてしまいますよね。

特に「いつも健康で入院経験もゼロ」という方にとって、入院というのは恐怖さえ覚えてしまうのではないでしょうか。

実は妊娠中というのは、非妊娠時に比べて入院する機会が多くなります。

妊娠中の入院の原因は「母体に原因がある場合」と「胎児に原因がある場合」の両方あり、入院の理由は、悪阻、切迫流産、早産をはじめ、赤ちゃんがちょっと小さいときなどに必要とされる経過観察入のための入院など多岐にわたります。

そして、妊娠糖尿病でも入院になる場合があります。

では、妊娠糖尿病ではどのような時に入院となってしまうのでしょうか?

今回は「妊娠糖尿病で入院となる診断基準や入院の目的」「入院期間」について調べてみました。

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妊娠糖尿病で入院する目的は?入院する基準はあるの?

妊娠糖尿病で「入院」となるのは、どんなときでしょうか?

妊娠糖尿病の入院目的には大きく分けて2種類あります。

1、教育入院

1つ目は、診断後比較的すぐに勧められる「教育入院」です。

これは、入院をして「糖尿病について学ぶ」というもので、教育入院をするかどうかは主治医によってまちまちのようです。

ちなみに、妊娠糖尿病経験者のMさんの場合は、最初の診察時に内科の主治医から教育入院を勧められたそうです。

Mさんの主治医の説明によると、教育入院には2つの理由があるのだそうです。

まずは、主治医の方針です。

Mさんは主治医から「糖尿病は怖い病気である。だからこそ、病気そのものの理解を深め、治療も頑張ってほしい」「そのために、僕のところに来る妊娠糖尿病さんには、全員に入院を勧めています」と言われたそうです。

次の目的は「妊娠糖尿病は、自己管理がものをいう病気だから」だそうです。

妊娠糖尿病を医師に診てもらえる時間は、1〜2週間に1回、短ければ10分間程度というほんの短い時間です。

つまり、それ以外の時間は「自分で食事と運動に気をつけなければならない」ということですから、妊娠糖尿病患者さんは「自分自身が主治医」なのです。

そのため「糖尿病について学び、きちんと自己管理できるようにするために入院する必要がある」ということになります。

ただ、妊娠糖尿病でも入院を勧められない病院もあるようですから、教育入院に関してはあくまでも病院や主治医の方針によるところが大きいと言えそうです。

2、治療のための入院

2つ目は「治療や管理のための入院」です。

この入院の基準は、

◇検査時の血糖値が異常に高い時

◇血糖コントロールがうまくいかない時

とされています。

妊娠糖尿病の教育入院!期間はどのくらい?

妊娠糖尿病の教育入院の期間は、だいたい1〜2週間ほどが一般的です。

この間に、

●糖尿病や妊娠糖尿病についての知識

●食事療法の具体的な方法

●血糖値の自己測定のやり方

●(必要な方は)インスリンの自己注射の方法

などを学んで行きます。

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妊娠糖尿病で入院中の運動はどうする?

血糖をコントロールしていくためには、食事に気をつけるだけでなく運動も大切だと言われています。

しかし、入院中は外出もままならず、運動をすることは難しいですよね?

そんな時は、病院内を無理のない範囲で歩き回る「院内散歩」をしてみてはいかがでしょうか。

院内散策には、2つのメリットがあります。

1つ目は「何かあった時にすぐに病室へ戻ることができる」という点です。

入院中は、主治医の巡回や診察などで何かと呼び出されますし、万が一散策中に体調が悪くなっても病院内であればすぐにベッドへ戻ることができます。

2つ目は「病院の外に出る必要がない」という点です。

そもそも、入院中に外出するには病院の許可が必要です。

入院中に外出するには、毎回の手続きが面倒ですし、許可が下りないこともしばしばあります。

また、病院指定のパジャマを着たままの外出もあまり良いものではありませんよね。

こうしてみると、入院中の軽い運動は病院内で行うことがベストだと考えられます。

妊娠糖尿病経験者のMさんも、実際に院内散策を行っていたそうです。

Mさんは、運動がてら「患者図書館」に通い、糖尿病や妊娠出産、胎児や赤ちゃんのことについてたくさん勉強したそうです。

「高い入院費を払うのだから、その元を取るぞ!」という気持ちになって、毎日一生懸命患者図書館に通ったそうですよ!

Mさんのように患者図書館に通ったり、階段を上り下りしたり、売店へ血糖値を上げにくい食べ物を探しに行ったり、何か目的を見つけて院内を散策すると楽しく続けられるかもしれませんね。

ただ、運動をする際には主治医とよく相談し、必ず無理のない範囲で行うようにしましょう。

妊娠糖尿病の入院食はどんなものが出るの?

入院の時に出てくる食事は、それぞれの患者さんによって異なります。

妊娠糖尿病患者さんの食事と、そうでない妊婦さんの食事は異なりますので、人によってはご飯の量が少なかったり、おやつやデザートがついていなかったり、ちょっとがっかりするメニューになるケースもあります。

しかし、入院食は妊娠糖尿病の食事療法のお手本です。

つまり、

・栄養バランスがよい

・カロリーが適切

・野菜が多め

・塩分控えめ

に調整されています。

「おかずが1品少ない」と文句を言ったりせず(笑)、この機会におかずの量や味つけを体で覚えてしまって下さいね。

ほとんどの病院では、入院食が出されると食事と一緒に「メニューが記載された紙」がついてきます。

妊娠糖尿病で入院中のMさんは、このメニュー用紙をすべてとっておき、退院後自宅で食事療法を行う際に活用していたそうです。

メニュー用紙にはレシピは載っていませんが、この紙を見れば入院食を思い出すことができますし、食べてよい食材や1回の食事の量、調理方法などのイメージをつかむことができると思います。

「何を食べたらいいのかわからない!」と悩んだときに役立ちそうですね!

おわりに 

私は妊娠糖尿病で入院はしませんでしたが、悪阻と切迫早産で入院の経験があります。

私が悪阻で入院したときは「絶食」だったので、私には食事の用意すらなくて惨めな思いをしました…。

妊娠糖尿病の食事は、ほかの妊婦さんと比べておやつが出ないかもしれませんが、それも母体と赤ちゃんのためと思ってガマンしましょう。

今回ご紹介した入院の様子は、ほんの一例にすぎません。

実際は、患者さん一人一人の症状と病院や主治医の方針によって大きく変わってきます。

入院に関して疑問に思うことは何でも主治医に相談し、入院生活に不安を抱えないようにして下さいね。

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