血糖値の高い若い人が急増?その原因は?

「血糖値が高くて困ってるのよ~」という言葉は、40代や50代を過ぎたオバサマ世代から発せられる言葉だとイメージしますよね?

私もすでに40代に突入しており、血糖値に悩む年齢に差し掛かっているため、私の高血糖の原因は「加齢」もあるのかもしれません。(言い訳でしょうか・・・)

しかし最近では「若い世代の人」であっても、血糖値の高い方が増えているそうです!

若いうちから血糖値が高くなっていると言うことは、「糖尿病を発症する時期も早まる」ということですよね?

事実、10代や20代で糖尿病を発症するケースも少なくないそうです。

糖尿病は、「高血糖」そのものではなく「合併症」が恐ろしい病気です。

若い世代のみなさんは、これから先の人生を台無しにしないためにも、早いうちから血糖値についての知識を身に着けておくようにしましょう。

今回は、「血糖値が高い若者が増えている理由」と「若者の血糖値対策」についてご紹介していきます。

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血糖値が高い若者が増えているのはなぜ?

「血糖値」や「糖尿病」と聞くと、中年以降の人が抱える悩みだと思っていませんか?

私は、「中年の、しかも太った人」が抱える悩みだと思っていました。

しかし、そうではないのです!

現代では、若い人から子供まで、血糖値が高い若者が多いそうなのです!

以前は、子供のうちに糖尿病を発症するのは「1型糖尿病」と言って「遺伝性の糖尿病」のが多かったのですが、現代は肥満や生活習慣によって引き起こされる「2型糖尿病」の子供が増えていると言われています。

糖尿病というのは、インスリンの機能が低下することによって血糖値が下がらない病気ですが、なぜ、若い世代の人々が2型糖尿病にかかってしまうのでしょうか?

そこには、高血糖を招く「若者の生活習慣」に原因がありそうです。

血糖値が高い若者のみなさんは次のような生活を送っていませんか?

・朝食を食べない、もしくはコーヒーだけで済ませる

・朝食の代わりにお菓子を食べる

・水代わりにジュースを飲む

・食事として菓子パンを食べる

・寝る前に夜食やデザートを食べる

・食べるのが早い、よく噛まない

・ケチャップやソースが大好き

・スイーツやスナック菓子を毎日食べる

・自炊せず、外食やファーストフードをよく食べる

・一人で食事をすることが多い

・丼やパスタやラーメンなど、一品メニューで済ませることが多い

・お酒をよく飲む

・たばこを吸う

こんな生活を送っていませんか?

現代では、お金を出せば好きなものを好きな時に買って食べることが出来ます。

自分の健康に関心の薄い若い世代は「好きなものを、好きなだけ」食べているではないでしょうか。

そして、どこへ行くにも車や電車を使い、駅やデパートではエスカレーターやエレベーターを使い、休日は家でゲームやスマホばかり、欲しいものはネットショッピングで配達してもらう、掃除はお掃除ロボットにお任せ・・・「体を動かす必要ナシ!」の生活を送っていませんか?

このように、現代の若者は、便利な生活と引き換えに、バランスのいい食生活と体を動かす機会を失い、血糖値が下がりにくい不健康な体を手に入れていると言えそうです。

若者の高血糖の原因は、文字通り「生活習慣」にありそうです。

若い人の高血糖!その症状は?

血糖値は、日々刻々と変化しているものであり、食事内容だけでなく、ストレスや睡眠不足などによっても上下しているのですが、血糖値の変化を感じることはできません。

しかし、あまりにも血糖値が高くなり過ぎると、自覚症状が出てくるのです!

次のような症状があれば、高血糖を疑ってみましょう。

<食べても空腹感がある>

食後に血糖値が高くなり過ぎると、上がった血糖値を下げるために、インスリンが大量に分泌されます。

その反動で、血糖値が下がり過ぎてしまうことがあります。

血糖値が下がり過ぎると空腹感を感じますので「食事をしても、すぐにお腹がすく」というのは、食後の血糖値が高くなりすぎている可能性があります。

<喉が渇く>

運動の後や暑い時は誰でも喉が渇きますが、高血糖が続くと常に喉が渇くようになります。

これは、血液中のブドウ糖の濃度を薄めるために、体内へ水分を取り入れようとする体の反応です。

<トイレの回数が増える>

血糖値が高くなると、体は血液中のブドウ糖を尿として体外へ排出しようとするため、トイレの回数が増えます。

<食後に眠くなる>

食後に眠くなるのは誰にでもあることですが、高血糖による眠気は「異常な眠気」です。

瞼が重たくて開けていられないほどの眠気が襲ってきます。

<倦怠感・だるさ>

血糖値が高いということは、「血液中のブドウ糖を細胞へ取り込むことが出来ていない」ということです。

つまり、細胞側からすると「エネルギーが送られて来ない」ということです。

そのため、食べても食べても体はエネルギー不足の状態に陥り、疲れ、だるさなどの倦怠感が現れます。

<痩せる>

上記と同様に、高血糖というのは、エネルギー(ブドウ糖)が全身の細胞へ取り込まれていない状態にあるということです。

そのため「食べても痩せていく」という症状が出て来ます。

<甘いものが欲しくなる>

上記と同様に、体にエネルギーが不足した状態が続くと、体はブドウ糖を欲するようになります。

すると、無性に甘いものが食べたくなります。

<食欲がなくなる>

血糖値の状態が悪化すると、食欲が低下します。

これらの症状は、本来備わっている人間の生理現象とも似ているため、高血糖との違いを見極めるのは難しいのですが、気になる点が多い場合は、病院で検査することをお勧めします。

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若者の高血糖の原因?ペットボトル症候群とは?

「ペットボトル症候群」をご存じですか?

「ペットボトル症候群」とは、砂糖が大量に含まれている清涼飲料水(ジュースやスポーツドリンク)を日常的に飲むことにより、「血糖値が上がりっぱなしの状態(=糖尿病)」を言い、若い世代に増えている「急性糖尿病」のことです。

たとえ「甘さ控えめ」であっても、清涼飲料水のペットボトル1本(500ml)には、角砂糖が10~15個ほど含まれています。

このような大量の砂糖が含まれた清涼飲料水を飲むと、血糖値が急上昇します。

すると、高血糖によって喉が渇きますので、さらに清涼飲料水を飲んでしまうという悪循環に陥ります。

確かに、水やお茶をペットボトル1本を飲むには時間がかかりますが、ジュースや甘い紅茶なら一気に飲めてしまいますよね?

知らず知らずのうちに、本数が増えていき、清涼飲料水を大量に飲んでしまっていることがあります。

水の代わりにジュースやスポーツ飲料などの清涼飲料水を飲んでいる方は、摂取量に気を付けて下さい。

若い人の高血糖を改善するには?対処法は大人と違う?

若い人の中には、「まだ若いのに血糖値が高いなんて!」とショックを受けている方もいらっしゃるでしょう。

若いのですから、ご飯だってお腹いっぱい食べたいでしょうし、スイーツバイキングだって行きたいですよね?

友達とお酒を楽しむ機会も多々あるかと思います。

しかし、今の生活を続けていけば、いつか糖尿病になってしまいますよ!

今のうちから、できる範囲で構いませんので、糖尿病を防ぐ対策を取っておきましょう。

血糖値のコントロール方法は、大人と若者では異なります。

大人の場合は、既にインスリンの分泌量が低下していることがありますが、若い人や子供の場合は、インスリンの分泌は正常で、インスリンの効きが悪くなっているケースが多いようです。

インスリンの効きが悪くなっていることを、「インスリン抵抗性」と言いますが、インスリン抵抗性を改善するには、「食事」と「運動」の両方から取り組んでいくことが大切です。

<食事>

若い人、特に10代の方は、まだ成長過程にあります。

そのため、しっかり栄養を取る必要があります。

血糖値を下げるために「糖質制限」などは有効ではありますが、無理な食事制限はよくありません。

無理な食事制限によって、返って過食してしまったり、摂食障害につながるケースもあります。

食べないのではなく「何を食べるか?」を考えるようにしましょう。

例えば、

・白米を玄米や雑穀米に変える

・菓子パンではなく、食パン+はちみつにする

・シリアルは無糖にする

・缶コーヒーではなく、自分でブラックコーヒーに砂糖を加える

・外食の際は、野菜の多いメニューを選ぶ

・間食は控える、もしくはおやつの時間を決める

・お酒のつまみは枝豆や刺身などたんぱく質を中心にする

・薄味にする

・ケチャップやソースのかけ過ぎに気を付ける

など、食生活と食べ方の工夫をしてみて下さい。

一人暮らしの方など、どうしても食生活が乱れがちな方は、インスリンの働きをサポートするアイテムを利用するのもお勧めです。

<運動>

運動は、血糖値を下げるのに有効です。

なぜなら、筋肉は、血液中のブドウ糖を取り込んでエネルギーとして消費してくれるからです。

とは言え、毎日マラソンしたり、ジム通いをする必要はありません!

次のことを意識するだけでも効果がありますよ。

・日常生活の中で歩く機会を増やす

・外で遊ぶ

・エスカレーターをやめて階段を使うようにする

・電車やバスでは座らない

・掃除や料理など家事を行う

家の中でテレビ、ゲーム、スマホばかりではなく、もっと外に出る機会を増やしてみましょう。

(「『インスリン抵抗性』とは何?原因は?」に関連記事を書いています。)

まとめ

私はもう40代ですので、だいぶ甘いものへの執着がなくなってきましたが、若い頃は甘いものが大好きでした。

毎日のように、食後のデザートやお菓子を食べていた時期もあります。

「友達や彼氏と好きなものを食べる」というのは、若者の楽しみの一つでもありますよね?

血糖値が気になって、友達からの誘いを断ったり、お菓子を食べた後に罪悪感に陥ってしまうのは辛いことだと思います。

だからと言って「じゃあ好きに食べていいよ」とは言えないのですが、若いうちは「体を回復する力」も強いですので、そこに希望をもって欲しいと思います。

血糖値が高いということは、老化を早める原因にもなります。(糖化と言います)

肌にしわやしみが増え、ニキビや傷の治りが遅くなってしまいますよ。

若さというのは、「健康的な美の象徴」です!

年を取れば、いずれ健康も美も失うわけですから、なるべく長く健康美を維持できるように、今から手を打っておいてくださいね!

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