子供の糖尿病の特徴は?口臭やおねしょは糖尿病のサイン?

糖尿病と聞くと「生活習慣の乱れた大人の病気」というイメージが強いと思います。

しかし、必ずしもそうとは限らないのです。

「飲酒」「夜更かし」「暴飲暴食」とは無縁のような「子供」であっても、糖尿病になってしまうことがあるのです。

子供の糖尿病は珍しい病気ですし症状もわかりにくいですから、子供の様子の些細な変化だけで糖尿病だと気付いてあげることは難しいと思います。

ただ、子供の糖尿病ならではの症状や特徴があるのも事実です。

現在は子供の糖尿病が増えているそうですから、子供の糖尿病に関する知識を増やして、可能な限りお子さんの糖尿病の予防と早期発見に努めて行きましょう。

特に糖尿病家系の方や子供が肥満傾向という方は、小児糖尿病についての予備知識を持っておくといいですね。

今回は「子供の糖尿病の症状と特徴」についてご紹介して行きます。

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子供の糖尿病の特徴は?

これまでの記事でもご紹介しましたが、糖尿病には、大きく分けて2つの種類がありますので簡単にご説明します。

・1型糖尿病

膵臓にあるインスリンを分泌するβ細胞(ベータ細胞)が何らかの原因で破壊されることで発病します。

そのため、痩せ型の体形であっても、運動をしていても、つまり一見健康的な体・生活を送っていても発症してしまうことがあるのです。

1型糖尿病はインスリンを十分に分泌できないため、外からインスリンを補充するインスリン療法が行われます。

1型糖尿病は、大人よりも子供に発症しやすいという特徴があります。

・2型糖尿病

もともと糖尿病になりやすい体質の人が、肥満や運動不足などの悪い生活習慣を続けることで発病します。

成人後の糖尿病の多くは、この2型糖尿病になります。

必ずしもインスリン治療が必要なわけではなく、生活習慣の改善や減量によって糖尿病の予防や改善が期待できます。

(「小学生の2型糖尿病が増加?!原因は食生活?」に関連記事を書いています。)

こうしてみると、子供の糖尿病の特徴は

●1型糖尿病が多い

●予防が困難である

●生活習慣とは無関係である

●インスリン治療が必要である

と言えます。

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糖尿病の子供は口臭があるって本当?

糖尿病は、ある程度進行すると自覚症状が出てきます。

医師や糖尿病学会によって発表されている糖尿病の代表的な自覚症状には、以下のようなものがあります。

◇喉がかわく

◇尿量が多くなる

◇疲れやすい

◇急に痩せる

◇手足のしびれ

◇むくみ

さらに、上記の中には含まれませんが実際に糖尿病を患っている方の自覚症状として、糖尿病による「口臭」が上げられます。

口臭は自分では気づきにくいものですが、糖尿病の方は口臭で悩んでいる方が多いそうですよ。

糖尿病による口臭の特徴は「甘酸っぱい臭い」「ツーンとした甘い臭い」だそうです。

このような独特の臭いを、主に「ケトン臭」とか「ダイエット臭」と呼ぶのだそうです。

皆さんは、ケトン臭やダイエット臭とはどんな臭いかご存じですか?

私は全く想像ができませんし、多分嗅いだことがないと思います。

もしも、自分の子供にケトン臭がしていても・・・気付くことができないのではないかと少し心配です。

ということで、ケトン臭とはどんなものなのか調べてみました。

ケトン臭とは、「ケトン体が、血液中の中に増加してきたときに発せられる臭い」だそうです。

通常、私達の体は糖質をエネルギーとして消費していますが、糖質制限やダイエットなどによって糖質が不足すると、身体はたんぱく質や脂質を分解してエネルギー源を確保しようとします。

この「たんぱく質や脂質を分解するとき」に算出される物質が「ケトン体」であり、これが口臭の元というわけです。

「ケトン臭がする=糖質が足りないサイン」と考えられますから、もしも「糖質を十分に摂取しているにも関わらず、ケトン臭がある」ということは、「インスリン不足によって、糖質をエネルギーとして消費できていない」ことを意味しますので、口臭(ケトン臭)から高血糖を疑うことができます。

ケトン臭はまず口臭として現れますが、やがて汗や尿中に排出され「体臭」として臭ってくるのだそうです。

もしもあなたのお子さんに「気になる口臭」があると感じたら、その口臭が生理的なものか、病気によるものなのかを判断するためにも、一度病院で検査をしてもらうといいかもしれません。

子供が糖尿病かどうかを知るチェックポイントは?

子供が糖尿病かどうかをチェックするには「いきなり針を刺して血糖値を測る」のではなく、糖尿病の症状があるかどうかを確認してみましょう。

先ほどご紹介した自覚症状と重なる部分がありますが、お子様に次の症状が見られるかどうか確認してみて下さい。

◇多飲多尿

◇だるい/だるそうにしている

◇急な体重減少

◇手足のしびれ

◇むくみ

◇機嫌が悪い

◇イライラする

◇落ち着きがない

◇集中力がない

◇怒りっぽい

多飲多尿というと、「たくさん飲んで、よくトイレに行く」というイメージがありますが、子供の多尿は「おねしょ」として現れることが多いそうです。

特に、

●止まっていたおねしょが急に再開した

●おねしょに加えて、ほかの糖尿病症状が出ている

という場合は、糖尿病の可能性も視野に入れたほうがよさそうです。

また、自覚症状以外のセルフチェック方法として、市販されている「尿糖計」「尿検査薬」などを使用して自宅で尿検査を行うこともできます。

これなら痛みがないのでお子さんに恐怖心を与えることもありませんね。

いずれにせよ、糖尿病かどうかをはっきりさせるためには医師の診断を受ける必要があります。

おわりに 

もしも子供が糖尿病になってしまったら、親としては辛いですよね…

子供の食生活や健康を管理するのはどうしても「母親の役割が大きい」ことを考えると「子供が糖尿病になってしまったのは自分のせいかもしれない」とご自身を責めてしまうお母さんもいらっしゃるのでは?

また、子供は自分の体調不良をうまく表現できないことが多々あります。

そのため、親を始めとする身近な人が気付いてあげる必要がありますが、子供の糖尿病を発見するのは難しいですから「早期発見できなかった」と自責の念にかられてしまうことがあるかもしれません。

糖尿病の種類にもよりますが、特に1型糖尿病は予防することができませんので、糖尿病を患ってしまったことを悔やむより「お子さんにとってどのような治療がいいのか」「どうやって糖尿病と付き合っていくべきか」を一緒に考えてあげるよう、考え方をシフトして行きましょう。

また2型糖尿病は遺伝ではないものの、親の生活習慣は子供へ引き継がれやすいことから、親が糖尿病だとお子さんも糖尿病になりやすいようです。

実は我が家は、夫が糖尿病で私が高血糖なので、子供達も将来糖尿病になりやすいと疑っています。

子供の体調がなんだかおかしい、以前とはちょっと違う気がする、と感じた時には、早めに医師の診察を受けると同時に、子供達にも糖尿病についての知識を教えて行きくつもりです。

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