子供は低血糖になりやすい?子供の低血糖の症状は?

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「血糖値が高いのはよくない」「血糖値を下げよう」という言葉はよく耳にしますが・・・

実は、血糖値が高いことより「血糖値が低い方がコワい」というのをご存じですか?

血糖値が高過ぎたとしてもすぐに命の危険は起こりませんが、血糖値が下がり過ぎると命の危険にさらされることがあるので注意が必要です。

その証拠に、糖尿病の治療をしている方は必ずと言っていいほど低血糖対策をしていますよね。

大人でも危険な低血糖。

実は大人より、子供の方が低血糖になりやすいのだそうです!

子供の低血糖をいち早く気付いてあげるために!

今回は「子供の低血糖」についてご紹介して行きます。

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子供は血糖値が低くなりやすいって本当?

子供は大人と比べると、低血糖になりやすいのをご存じですか?

その理由は下記になります。

・肝臓に貯めておけるグリコーゲンの量が少ないから

グリコーゲンとは、ブドウ糖の元になる物質のことです。

このグリコーゲンは、なんらかの理由で身体が「エネルギー不足」になった時に血糖値を維持するために使わる大切なエネルギーの元です。

子供は大人と比べると身体も内臓も小さいですから、グリコーゲンをあまり多く貯めておくことができません。

そのためエネルギーが足りなくなると、子供は大人よりも低血糖になりやすいと言えます。

・糖の消費量が多いから

子供は大人と比べると、活発に動きます。

そして成長しています。

このような活発な動きや成長のために、体内の糖はどんどん消費されています。

しかし、上記でお伝えしたように貯めておけるグリコーゲンの量はそれほど多くありませんので低血糖を起こしやすいのです。

・食事の量にムラがある

子供というのは大人と違って「お腹が空いてなくても食べる」「時間だから食べる」「無理に食べる」ということはしませんよね。

そのため、

・十分にお腹が空いていなかった

・体調が悪かった

・眠ってしまった

・嫌いなメニューだった

などの理由で、食事を十分に取らないことが多々あります。

このような食べムラや好き嫌いなどによって糖質の摂取量が減ってしまうことがあるため、低血糖を起こしやすいと言えます。

子供の場合、糖尿病などの持病がなくても血糖値が下がりやすいということを覚えておきましょう。

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子供が低血糖?病気の可能性もある?

子供は低血糖になりやすいものの、病気によって低血糖を起こしていることもあります。

低血糖を招く病気はいくつかありますが、小さいお子さんに見られる病気の中に「ケトン血性低血糖症」というものがあります。

ケトン血性低血糖症は、生後半年~5歳(もしくは10歳)頃までに発症しやすい病気です。

ケトン血性低血糖症になると、元気がない、嘔吐、顔色が悪い、けいれん、意識障害が出る、尿にケトン体が出るなどの症状が現れます。

お子さんが低血糖を起こしたときは、ジュースなど糖分が多いものを飲ませる、ブドウ糖の点滴をするなど、何らかの処置が必要になります。

ケトン血性低血糖症は、成長とともにだんだんと良くなっていくそうなので、あまり心配しすぎることはないそうですが、低血糖を起こしたときの対策についてしっかり学んでおく必要がありますね。

また、子供の低血糖を招く病気はケトン血性低血糖症だけではありませんので、お子さんの血糖値が低いとわかった場合は、その原因をしっかり見極めるようにして下さい。

子供が低血糖になったらどんな症状が出るの?

上記でもお伝えしましたが、子供が低血糖になると以下のような症状が出るようです。

●元気がない

●ぐったりしている

●眠そうにしている

●不機嫌

●嘔吐

●けいれん

嘔吐やけいれんの症状が見られたら、明らかに「様子がおかしい?」と気付くことができますが、「だるそう」「眠そう」「機嫌が悪い」といった様子は普段からよく見られるものですから、低血糖かどうかを見分けるのは難しいですよね。

特に眠たそうにしている時は、「食事は抜きにして、ゆっくり寝かせてあげよう」と考えてしまい、低血糖が助長されるような行動をとってしまいかねませんので注意が必要です。

長く寝る赤ちゃんは低血糖を起こしやすい?

「寝る子は育つ」というように、赤ちゃんや子供にとって睡眠は欠かせません。

しかし、「寝続ける」ためには体力が必要ですから、生後まもない赤ちゃんというのは長時間まとめて寝続けることができないのです。

事実、私の子供達もある程度の年齢になるまでは夜中に何度も目を覚ましていました。

しかし赤ちゃんの中には、新生児のうちから全然起きずにまとまめて寝る子もいます。

そんなとき、赤ちゃんのお世話で疲れているママであれば「たくさん寝てくれていい子ね!」「寝たいだけ寝かせてあげよう!」と赤ちゃんを起こさない方は多いのではありませんか?

実は、赤ちゃんを寝かし続けるのはよくないことなのです!

赤ちゃんが母乳やミルクを消化するためにかかる時間は「3~4時間」とされています。

つまり、赤ちゃんが4時間以上母乳やミルクを飲まないでいると、エネルギーが切れて血糖値が下がってしまう可能性があります。

赤ちゃんの血糖値が下がるとさらに眠り続けてしまい、母乳やミルクを飲む時間がどんどんズレて行く・・・という悪循環に陥ってしまうそうです。

「寝ている赤ちゃんを起こすのはかわいそう」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、低血糖を起こさないためにも、しっかり起こして授乳してあげて下さいね。

(「赤ちゃんでも血糖値が高くなる?赤ちゃんの糖尿病の原因は?」「子供の血糖値が高い!子供の血糖値の正常値は?」に関連記事を書いています。)

おわりに

大人であれば、ご飯の1食や2食くらい抜いたところでどうってことありません。

たとえ、まる1日何も食べなかったとしても、すぐに低血糖を起こすこともないでしょう。

しかし子供の場合、そうはいきません。

最低でも1日3回、お子さんの年齢によってはおやつなどの補食を含め、定期的にエネルギーを補給してあげる必要があります。

もちろん、お子さんの体調が悪く食欲がないときは無理に食べさせる必要はありませんが、赤ちゃんの時期であれば母乳やミルクを、卒乳しているお子さんであれば何かしら食べ物を口に入れてあげて下さい。

私の場合、子供達の具合が悪いときは無理に食べさせることはしてきませんでしたが、今思えば、熱も風邪の症状も治まっているのに「元気がない」ときは、低血糖を起こしていたのかもしれないと気付かされました!

子供の調子が悪いときは、「風邪などの疾患によるものか」「低血糖によるものか」を周囲の大人が気付いてあげなければいけませんね。

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