はちみつは血糖値に効果的?血糖値上昇を防ぐ食べ方は?

高血糖のみなさん、はちみつはお好きですか?

はちみつと言えば、パンに塗ったり、紅茶に入れたり、風邪のときにはちみつ大根を作ったりと、砂糖とは違った風味を楽しめる甘味料として馴染みのある食品です。

またはちみつには、ビタミン・ミネラル・アミノ酸・ポリフェノールなどの栄養が豊富に含まれているうえ、殺菌作用もあるため薬用としての働きもあるのです!

さらには、砂糖よりもカロリーが低くダイエット向きであるという噂も!

このように、「栄養豊富」で「低カロリー」なはちみつは、血糖値コントロールにも使えるのではないかと思いませんか?

実際に、「はちみつは血糖値を上げにくい」という噂もあるようです。

本当に、はちみちは、砂糖と比べて血糖値を上げにくいのでしょうか?

今回は「はちみつと血糖値の関係」についてご紹介して行きます。

スポンサーリンク

はちみつは血糖値を上昇させる?させない?

はちみつは、砂糖よりもヘルシーなイメージがあります。

「はちみつ+レモン」を炭酸水で割れば夏の暑さが吹っ飛びますし、お湯で割れば冬の時期に心を温めることができますよね?

このようにはちみつは、主役にはならないものの、私たちの食生活にとって一年中欠かせない食品だと言えるでしょう。

しかし、はちみつは「甘い」ですから、やはり血糖値が気になります。

「砂糖より血糖値を上げにくい」といわれるはちみつですが、本当にはちみつは血糖値を上げないのでしょうか?

結論からいうと、はちみつは血糖値を上昇させます

なぜなら、はちみつの主な成分はブドウ糖だからです。

実際に、妊娠糖尿病の方が看護師に尋ねてみたところ

『はちみつは糖質なので食べれば血糖値は上がるから少なめにすべき』

『砂糖と比較すると血糖値の上がり方が違うかもしれないが、その違いは微々たるもの』

というような答えが返ってきたそうです。

確かに、血糖値の上がり方を示すGI値を見てみると、「砂糖:110」「はちみつ:88」となっており、はちみつは砂糖と比べるとGIは低いですが、高GI値食品であることに変わりはありません。

このように、はちみつは砂糖と違って血糖値の上がり方は緩やかかもしれませんが、最終的に上がる値は大きいと考えられます。

よって、

◎はちみつは砂糖と同じくらい血糖値を上げる
◎はちみつは血糖値をあげにくい、とは言えない

ということです。

血糖値を気にしている方や糖尿病の方は、はちみつの使用量には注意した方がいいでしょう。

◆関連記事はこちら

低GI値の食品や調味料は?
低GI値は糖尿病予防にならない?糖質制限との違いは?

スポンサーリンク

はちみつの成分は?砂糖とどう違う?

はちみつは血糖値を上げますから、高血糖の私たちは注意すべき食品ではありますが、砂糖やお菓子を食べるよりは余程ヘルシーな食品です。

なぜなら、はちみつは栄養豊富だからです。

では、はちみつにはどのような成分が含まれているのでしょうか?

<はちみつ100gあたりの栄養成分>

・カロリー 294Kcal
・炭水化物 79.7g
・食物繊維 ほぼ0g
・脂質 0g
・タンパク質 0.8Kcal
・鉄分 0.8mg
・亜鉛 0.3mg
・銅 0.04mg
・ビタミンC 3mg
・葉酸 1μg
・ナイアシン 0.2mg
・ナトリウム 7mg
・カリウム 13mg
・カルシウム 2mg
・マグネシウム 1mg

はちみつの主な成分は、炭水化物(ブドウ糖)ですが、ビタミンやミネラルが含まれていることがわかります。

このほかはちみつには、殺菌作用や抗酸化作用もあるようです。

一方、白砂糖の主な成分は以下のようになっています。

<白砂糖100gあたりの栄養成分>

・カロリー 384Kcal
・銅 0.01mg
・炭水化物 99.2g
・ナトリウム 1mg
・カリウム 2mg
・カルシウム 1mg

このように、白砂糖には、鉄分、亜鉛、ビタミンC、葉酸、ナイアシン、マグネシウムなどの栄養素は含まれていないようですから、栄養成分という点で見た場合、はちみつの方が白砂糖より優れていると言えます。

さらに、カロリーを見てみると、白砂糖よりもはちみつの方が低いですからダイエット向きでもあるようです。

しかし!

実はカロリーを「大さじ1杯あたり」で比較した場合、白砂糖よりはちみつの方が高カロリーなのです!

<はちみつ>

・重量 21g
・カロリー 62Kcal

<砂糖>

・重量 9g
・カロリー 35Kcal

ですから、砂糖よりヘルシーだと思って砂糖と同じ匙の量のはちみつを摂取していると、知らない間にカロリーオーバーとなり、肥満に繋がる恐れがあります。

はちみつはあくまでも甘味料ですから、栄養補給のためと言ってたくさん食べ過ぎないよう注意が必要ですね。

血糖値に効果的なはちみつの摂り方は「はちみつ黒酢」?

はちみつはブドウ糖が主成分ですから、はちみつを食べ過ぎると血糖値が上がり過ぎてしまいます。

特にはちみつは、パンやホットケーキに塗るのが定番ですから、「炭水化物+はちみつ」といった食べ方をしていると高血糖を招いてしまいそうですよね?

しかし、はちみつにはビタミンやミネラルが含まれていることも事実です。

ですから、はちみつを食生活に取り入れたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

そんなとき、血糖値コントロールにお勧めしたいはちみつの取り方があるのです!

それが「はちみつ黒酢」

はちみつ黒酢は、黒酢とはちみつを水やお湯で割った飲み物ですが、酢には血糖値の上昇を抑える働きがあります。

特に黒酢は、米酢よりもアミノ酸が豊富に含まれているため健康効果が高いとされており、1日に大さじ1杯ほどの黒酢を摂取することで、

・高血圧の改善
・血液をサラサラにする
・内臓脂肪を減らす
・疲労回復
・代謝を良くする
・老化防止
・便秘の予防と改善

などの効果が期待できるそうです。

ですから高血糖の私たちほど、はちみつ黒酢を習慣にすると良さそうですよ!

最近では、「はちみつ黒酢ジュース」として販売されていますので、自分で作るのが面倒な方でも手軽にはちみつ黒酢を摂取することができそうです。

ただ、市販のはちみつ黒酢ジュースを購入する際は、

・できるだけ糖質の量が少ないもの
・はちみつ以外に砂糖やブドウ糖などの甘みが使われていないもの
・糖質やカロリーが少ないもの

を選ぶといいでしょう。

もちろん、血糖値が上がりにくい体作りも忘れないで下さいね。

おわりに

私は休日のランチに子供達用にホットケーキをよく作るのですが、子供達がはちみつをかけすぎていても「はちみつなら体に悪くなさそうだし・・・いいかな?」と思って、つい見逃してしまうことがあります。

「はちみつが持つヘルシーなイメージによって使い過ぎてしまう」・・・そこが、はちみつのデメリットかもしれませんね。

ただ、疲れたときや甘いものが食べたいときに、お菓子を食べるよりははちみつをなめる方がよほどいいと思います。

はちみつをそのままなめると、強いとろみと甘味のせいでスプーン一口でも満足感が得られますよ!

また、はちみつはほとんどがブドウ糖なので、脳の疲れにもお勧めです。

はちみつと言っても、種類によって味や風味にかなり違いがあり、一般的には色の薄いものよりも「色の濃いはちみつの方がミネラル分が多く、その分クセも強い」と言われていますので、はちみつをそのまま食べるのであれば、クセの弱い方が食べやすいでしょう。

そして注意したいのは、はちみつの中には、はちみつ以外の材料(砂糖など)が含まれている商品もあるということです。

このような商品は、栄養素も少ないうえカロリーや糖質が多くなっている可能性がありますから、はちみつを購入する際は「100%の純粋はちみつ」を選ぶようにしましょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする