血糖値が高いと冷え性になる?

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冷え性に悩む女性って、多いですよね?

もちろん私もその中の一人であり、かなりな冷え性体質です。

夏場であっても、クーラーが効いている場所にいると、すぐに手や足の先が冷たくなるので困ったものです。

血糖値が高い糖尿病予備軍の方の中には、私のように「自分が冷え性だ」と自覚している方も多いのではないでしょうか?

実は、糖尿病にかかると冷え性になりやすいのだそうです!

なぜ、糖尿病になると冷え性になってしまうのでしょうか?

「高血糖が引き起こす冷え性」を改善するにはどうしたらいいのでしょうか?

今回は、「血糖値と冷え性の関係」と「冷え性改善法」についてご紹介して行きます。

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糖尿病になると冷え性になる原因は?

「糖尿病になると、冷え性になりやすい」というのをご存じですか?

その原因にはいくつかありますので、それぞれ見て行きましょう。

・「高血糖」で冷える

血液中のブドウ糖は、血液中の成分(赤血球、白血球、ヘモグロビンなど)と結合する性質があります。

結合した後の血液は、成分が硬くなり毛細血管の中を通ることができなくなるそうです。

すると、末端まで血液が送られなくなってしまうため、手先が冷えてしまうのです。

つまり、血液中のブドウ糖の量が多い状態(高血糖)は、血流の流れを悪くして冷えを招くことになります。

・「食べ過ぎ」で冷える

糖尿病の大きな原因の一つに「食べ過ぎ」が上げられます。

食後は、食べた物を消化するために多くの血液が胃腸へ集まるのですが、食べ過ぎるとより多くの血液が胃腸に集中してしまうため、手足の末端へ行く血液の量が少なくなり、冷えを感じると言われています。

・「運動不足」で冷える

血糖値が高い方は、総じて運動不足であることが多いです。

運動不足になると、熱を発する筋肉の量が減少し基礎代謝が低下して来ますので、体が冷えてしまいます。

また、運動不足による筋力の低下によって、水分の排出機能も低下するため「むくみ」がちになりますが、体内に溜まっている過剰な水分が冷えることによって、全身が冷やされてしまいます。

・「食事制限によるダイエット」で冷える

糖尿病を改善するために「食べないダイエット」や「〇〇制限」を行っている場合、カロリーや栄養が不足してしまい、その結果体が冷えることがあります。

・「合併症」で冷える

糖尿病の合併症として有名なのは、動脈硬化や神経障害です。

動脈硬化によって毛細血管や神経が傷つけられると血流が悪くなりますので、冷えを招きます。

・「低血糖症」で冷える

血糖値が急上昇すると、血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌されますので、その反動で低血糖になることがあります。

低血糖症の症状の一つに冷えがありますので、血糖値の乱降下は体を冷やすと言えそうです。

このように、血糖値が高い状態や、高血糖を招く生活習慣、合併症などの影響によって、糖尿病の方は冷え性になりやすいのです。

糖質の取り過ぎは体を冷やす?

冷え性の原因は、高血糖による血流の悪さだけではありません。

実は、糖質の取り過ぎも冷え性に繋がるのです。

私は「ほかほかごはんを食べると体が温まる」と思っていましたが、実はそうではないのです!

糖質は、炭水化物(ごはん、パン、めん、小麦製品など)、砂糖類(お菓子、ジュース、スイーツ全般)、イモ類、果物などに多く含まれますが、糖質をエネルギーに変えるにはビタミンB群が必要になります。

つまり、糖質を取り過ぎると、ビタミンB群が足りなくなります。

ビタミンB群は、赤血球の生成に必要な栄養素ですので「ビタミンB群の不足=血液量の不足」となり、体が冷えてしまうのです。

また、精製されたごはんや砂糖には、ミネラルや食物繊維などの栄養素がすべて取り除かれているため、このような食品ばかり食べているとビタミン・ミネラルが不足していき、体を温める力が低下してしまうのだそうです。

「パン、パスタ、スイーツが大好きな女性」と「冷え性」って、やはり関係があるのだと思います。

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冷え性になると、どんなことが起こる?

「体が寒い」「いつも手足が冷たい」というのはとても辛いことですし、女性にとっては健康を害する元となりえます。

冷え性が悪化すると、どんな症状を招くのでしょうか?

次の症状が見られる場合は、体の冷えが原因かもしれません!

・頭痛、肩こり、腰痛、めまいなど

・生理不順、生理痛

・更年期障害

・自律神経失調症、貧血など

・肌荒れ、アトピー性皮膚炎

このように、冷え性は女性の「美」と「健康」を奪うものですが、もともと冷え性の方が糖尿病になった場合は、合併症(動脈硬化や神経障害など)のリスクが上がるとも言われています。

健康的な生活を送るためにも、冷え性を甘くみるのはよくありませんね。

高血糖による冷え性を改善するには?

あなたの冷え性の原因が「高血糖」であるならば、冷え性を改善するために、まずは血糖値を安定させなければなりません。

血糖値をコントロールしつつ、冷え性そのものの対策も取るようにしましょう。

<血糖値を改善する方法>

血糖値を改善する一番の方法は、「食事」と「運動」です。

血糖値のための「食事療法」とは、

◇糖質の摂取量を減らすこと

◇食物繊維を先に食べること

が大きなポイントとなります。

血糖値を上げるのは糖質ですから、血糖値を上げないためには糖質を減らすことが有効です。

そして、血糖値の上昇を緩やかにするために、食事の最初に食物繊維を食べるようにしましょう。

また、血糖値抑制成分が含まれたお茶を習慣にするのもお勧めです。

(「高血糖の原因は食事?血糖値を下げる食事療法は?」に関連記事を書いています。)

次に、血糖値を改善するための「運動療法」ですが、

◇食後に筋トレを行う

と効果的です。

筋肉は、インスリンの力を借りずに、血液中のブドウ糖をエネルギーとして消費してくれますので、筋肉を動かすことで血糖値を下げることができます。

(「血糖値を下げる運動とは?運動時間はどれくらい?」「血糖値を下げるために室内でできる運動とは?」に関連記事を書いています。)

<冷え性を改善する方法>

次に、冷え性にダイレクトに効く改善法も試して行きましょう。

冷え性を改善するには、次のことを試してみて下さい。

・たんぱく質を摂取する

たんぱく質には、筋肉量を増やして体を温める作用があります。

肉、魚、卵、大豆などのたんぱく質には、糖質がほとんど含まれていませんので、血糖値を心配せずに食べることができます。

・ビタミン、ミネラルを摂取する

先ほどもご説明しましたが、ビタミンやミネラルには造血作用があります。

そのため、野菜類、海藻、ナッツ類などをしっかり食べるようにして下さい。

また高麗人参よりも体を温める効果の高い食品は、血糖値対策にもお勧めです。

・入浴

入浴や足湯などは、全身を温めるのに効果的です。

シャワーで済まさず、しっかり温まるようにしましょう。

・ストレッチを行う

簡単なストレッチを行うだけでも血行がよくなり、むくみも軽減されるでしょう。

特に、骨盤周りや足の付け根をストレッチすると、生理痛の緩和にも繋がります。

・食べ物は温かくして食べる

冷たいものを食べると、体の内側から冷えてしまい、生理痛や腹痛などを引き起こします。

食べ物や飲み物は、できるだけ温かいものを摂取しましょう。

・体を温める食材を取る

食べ物には「体を温める作用」があるものと「体を冷やす作用」があるものがあります。

一般的には、「南国で採れる食物や、夏に採れる食物は体を冷やす」とされています。

例えば、きゅうり、トマト、レタス、なす、すいか、バナナ、コーヒーなどが当てはまります。

体を冷やす食品の中でも、特に「砂糖」は体を冷やす「極陰性」の食品です。

砂糖が大量に含まれたお菓子やジュースは控えるようにしましょう。

逆に「寒い地域で採れるものや、冬に採れる食物は体を温める」と言われています。

例えば、にんにく、しょうが、ねぎ、たまねぎ、ごぼう、りんごなどがあてはまります。

このように、食べ物が持つ性質を考えながら食事をすることも、冷え性改善には必要です。

・ビタミンEを摂取する

ビタミンEには、血行をよくする働きがあります。

ビタミンEが豊富な緑黄色野菜やナッツ類を摂取しましょう。

まとめ

「血糖値が高いと冷え性になる」とは正直驚きでした!

糖尿病の人(太っている人)って、いつも暑がりなイメージがあったもので。

しかし、「高血糖が、血管障害を引き起こす」ことを考えると、血流が悪くなるのは当然と言えば当然のことかもしれませんね。

「冷え性の女性」が多いのは、一般的に「女性は甘い物好き」だからかもしれません。

私も甘いものが大好きでしたし、日々の食事で必ずごはんやパンなどの主食も食べていました。

今思えば、私の冷え性は、このような食生活も関係していたのかもしれませんね。

高血糖による冷え性を改善するには、血糖値を正常に戻すことが肝心です。

私も高血糖を改善し、冷え性を元から解消できるようにがんばりたいと思います!

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