血糖値は髪の毛に影響する?高血糖でハゲる?

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血糖値が高くても、たとえ糖尿病と診断されても「自覚症状がまったくない」ということは珍しくありません。

このように、「高血糖であっても体に異変がない」となると、つい血糖値コントロールをさぼってしまいますよね?

「健康診断の結果、血糖値が高かった」と言いながら、目の前でご飯やパスタを山盛り食べている人を私は何人も見たことがあります(苦笑)。

確かに、血糖値が高くても何も感じませんし、痛くもかゆくもありませんから、「辛い食事制限」なんてやる気がしないかもしれません。

では、高血糖が「見た目」に影響を与えるとしたら、どうしますか?

実は、血糖値は「髪の毛」に悪影響を与えるのだそうです!

髪の毛に問題が起きても、命に関わるような深刻さはありませんが・・・見た目は大きく変わりますよね?

女性のみなさんにとって、美しい髪の毛を失うことは耐えがたいことではないでしょうか?

今回は「血糖値と髪の毛(禿げ・髪質など)の関係」についてご紹介して行きます。

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血糖値が高いと髪の毛にどんな影響を与えるの?

血糖値と髪の毛には関係があります。

特に高血糖は「抜け毛」の原因となります。

なぜ高血糖が抜け毛の原因になるのかというと、それは高血糖によって「血流が悪化するから」です。

高血糖というのは、ブドウ糖が血液中に過剰に存在している状態にあります

つまり、血液の粘度が高い、いわゆる「ドロドロ血」の状態なのです。

ドロドロ血は、イメージの通りドロドロとして流れが悪いため、全身の血管内を流れにくくなります。

特に、毛細血管まで血液が行き届かなくなると、体の隅々まで栄養や酸素を届けることができなくなり、髪の毛を作る細胞が栄養不足になります。

すると、髪の毛の成長が遅れたり、抜け毛が増えてしまうのです。

つまり、高血糖による「血流の悪さ」が、抜け毛や薄毛に繋がると言えます。

高血糖で髪質も変わる?

血糖値が高い方の中には、抜け毛だけでなく「髪質が変わった」と感じる方もいらっしゃるようです。

例えば、

・髪がパサパサするようになった

・ツヤがなくなった

・髪が細くなった

・ボリュームが減った

・髪の伸びるペースが遅くなった

など。

これらの症状は「加齢」によっても起こることなので、加齢のせいか血糖値のせいかを見極めるのは難しいかもしれませんが、「年齢の割に髪の毛の状態が悪い」という高血糖の方であれば、血糖値が原因かもしれませんね。

もしも血糖値のせいで髪の毛の状態が悪いのであれば、血糖値を良好に保つことで髪の毛の状態も改善されていくそうです。

「美しい髪の毛」のためなら、血糖値コントロールにやる気が出てくるのではありませんか?

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糖尿病でハゲるって本当?

ご紹介したように、高血糖と抜け毛には関係がありますので、高血糖が続く「糖尿病」になると、抜け毛が増えてしまうことがあるようです。

糖尿病によるハゲは、糖尿病の治療をしていても、そして女性であっても起こりうることです。

糖尿病で抜け毛が起きる理由

❏髪の毛を作る細胞に栄養が行き渡らないから

上記でも説明しましたが、高血糖になると髪の毛を作る細胞に栄養が行き渡らなくなるため抜け毛の原因となります。

特に、2型糖尿病に比べ1型糖尿病の患者さんは抜け毛が起きやすいと言われています。

これは、1型糖尿病は発症時に「急激な血糖値の悪化」が起こるため、髪の毛を作る細胞がひどい栄養不足に陥ってしまうのだそうです。

そして髪の毛を作る細胞が死んでしまうと、抜け毛が起こります。

❏高血糖は体にとってストレスだから

高血糖が長く続く状態は、体にとってストレスです。

過剰なストレスもまた血流を悪くしますし、またホルモンバランスの乱れを引き起こすため抜け毛の原因となります。

❏糖尿病を発症したことによる精神的ショックから

突然高血糖や糖尿病であることが発覚し、さらにインスリン注射などの治療が欠かせなくなってしまったら、誰でも大きなショックを受けるでしょう。

このような精神的ショックは体にとって過剰なストレスとなり、髪の毛にも影響を与えます。

髪の毛は「心」とも繋がっていますので、たとえ糖尿病の治療を始めて血糖値が改善し始めていても、ストレスのせいで髪の毛が抜けてしまうこともあるようです。

糖尿病が原因の抜け毛は、血糖値が改善されれば半年くらいで落ち着いてくるそうですから、あまり深刻にならず、まずは血糖値コントロールに励むようにしましょう。

血糖値コントロール&髪の毛に良い食事とは?

育毛や増毛のためには、血糖値コントロールのほか、食生活も重要です。

ここでは血糖値を上げにくく、且つ髪の毛の成長を促す栄養素についてご紹介します。

髪の毛のモトとなる「たんぱく質」を摂る

髪の毛は、ケラチンというたんぱく質でできています。

そのため、たんぱく質が不足すると髪の毛が生えにくくなったり、髪の毛が細くなったり、切れ毛が起こりやすくなります。

ですから、育毛のためには良質なたんぱく質が欠かせません。

血糖値に影響を与えにくいたんぱく質を多く含んだ食品には、

・大豆(豆腐、納豆、豆乳など)
・乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
・肉類(脂身や皮の少ない部位がお勧め)
・魚類
・卵

などがありますので、毎日の食生活に取り入れるようにしましょう。

髪の毛の成長に必要な「ビタミン」を摂る

髪の毛の成長にはたんぱく質だけでなく、ビタミン類も必要です。

髪の毛にお勧めのビタミンは、

・頭皮の健康に役立つビタミンA
・髪の毛の新陳代謝を促すビタミンB群
・髪の毛に必要なカルシウムの吸収を促すビタミンD

などがあり、緑黄色野菜、果物、豚肉(特にレバー)、ゴマなどに含まれます。

育毛に必要な「ミネラル」を摂る

髪の毛を育てるためにはミネラルが必要です。

ミネラルには、カルシウム・カリウム・ナトリウム・亜鉛などがありますが、特に亜鉛は「育毛ミネラル」と呼ばれていますので、積極的に取りたい栄養素です。

亜鉛がダントツに多い食品は牡蠣ですが、このほか、チーズ・卵黄・納豆・海苔・ナッツ類にも含まれています。

(「ナッツの糖質量を比較!糖質が少ないナッツは?血糖値には「間食」がお勧め?」に関連記事を書いています。)

十分な水分を摂る

血流を良くするためには、十分な水分が必要です。

水分を摂る際は、砂糖や人工甘味料が入った甘いものではなく、水やお茶など無糖のものを飲むようにしましょう。

血糖値を抑える働きが期待できるお茶であれば尚よいですね。

サプリメントを摂る

育毛に必要な栄養素を食事から摂ることが難しい方は、サプリメントを利用してみるのも1つの手です。

サプリメントを選ぶ際は、ビタミン類、ミネラル、たんぱく質、亜鉛などが含まれたものを選ぶとよいでしょう。

ただ、糖尿病の治療をしている方、持病のある方、薬を服用している方は医師に相談の上でサプリメントを飲むようにしてください。

脂質を控える

これらの食生活を心掛けると同時に、「脂質を控える」ことも大切です。

なぜなら、脂質の多い食事は皮脂の分泌を促進しますので、過剰な皮脂によって
毛根が詰まり髪の毛の成長を妨げてしまうからです。

そして、

・3食規則正しく食べる

・食べ過ぎない

・栄養バランスをとる

といった基本的なことを意識し、血糖値と髪の毛の両方からケアして行くと髪の毛の悩みから早く解放されるかもしれません。

高血糖による抜け毛を改善するには頭皮ケアも必要?

高血糖による抜け毛対策は、血糖値の改善や食生活も大切ですが、外側からのケアも大切です。

例えば、頭皮への刺激は抜け毛の原因となりますので、できればパーマやヘアカラーは控えたほうが安心でしょう。

また、頭皮を健康に保つために、皮脂を落とし過ぎない低刺激なシャンプーを使い、適度な皮脂で頭皮を守ることも大切です。

また、頭皮へダイレクトに栄養を与えるために、育毛剤も効果的とされています。

ただ、刺激の強い育毛剤は逆効果になることもありますので、副作用の少ない無添加の育毛剤を使うようにして下さい。

おわりに

女性にとって髪の毛を失う精神的ダメージは計り知れません。

そんな辛い思いをしないためにも、血糖値のコントロールは重要です。

また、高血糖が原因であれば、一旦禿げてしまっても高血糖を改善することによって髪の毛はまた生えて来ます。

抜け毛が気にならなくなるまでには数ヶ月単位の時間を要することもあるようですが、どうか諦めずに血糖値の改善に努めて下さいね。

健康な人であってもいずれ歳とともに髪の毛が少なくなってくるのですから、加齢以外で髪の毛を失うことのないよう注意したいものです。

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