エリスリトールは糖質ゼロなのに太るって本当?

血糖値が高いみなさん!

「エリスリトール」をご存じですか?

エリスリトールとは、砂糖と同じ「甘味料」の一つです。

高血糖のみなさんの中には、血糖値を上げないために「大好きな甘いものを我慢している」という方が大勢いらっしゃると思いますが、好きなものを我慢するなんて人生の楽しみが減ってしまうようなものですよね?

そんな「甘党」で「高血糖」の方の救世主!!

それが、エリスリトールなのです!

なぜならエリスリトールは「糖質がゼロ」だから。

しかし、使い方を間違えると、「エリスリトールは太りやすい」とも言われています。

いったいエリスリトールとは、どんな性質を持った甘味料なのでしょうか?

今回は「エリスリトールが血糖値を上げない理由」や「エリスリトールの特徴」「エリスリトールの副作用」について調べてみました。

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エリスリトールは血糖値を上げない?太りにくいって本当?

エリスリトールは、砂糖のように「甘い」のですが、砂糖と違って血中に糖として残らないという特徴があります。

エリストールは経口摂取された後、小腸で吸収され血中に流れるものの、血中で代謝されずに90%がそのまま尿として排出されてしまうのだそうです。

つまり、エリスリトールは血糖値を上げない甘味料であり、もちろんGI値も「ゼロ」となっています。

(GI値については「低GI値は糖尿病予防にならない?糖質制限との違いは?」「低GI値のおやつ・デザート・果物・アルコールは?」を参考にしてみて下さい。)

さらにエリスリトールは、カロリーもゼロだそうです。

つまりエリスリトールは、適切な摂取量であれば太ることはありません。

最近では、砂糖の代用として、多くのダイエット食品や糖尿病食に使用されているようです。

このようにエリスリトールは、

・糖質ゼロ

・カロリーゼロ

ということから、血糖値をコントロールしたい方だけでなく、低糖質ダイエットをしたい方にも愛用されている甘味料なのです。

エリスリトールを摂取しすぎると太る?!

エリスリトールは、「血糖値を上げないから太りにくい」とされてはいるものの、場合によっては「エリスリトールで太る」ケースもあります。

その理由は、2つあります。

膵臓のインシュリン分泌量が低下する

エリスリトールがたとえ糖質ゼロ&カロリーゼロの甘味料であっても、体内に取り込まれた後、膵臓(すいぞう)ではインシュリンが分泌されます。

これは、エネルギーに変えるべき糖がないのにも関わらず、膵臓が“無駄に”働かされることを意味すると思いませんか?

このような状態が続くとやがて膵臓が疲弊し、インシュリンの分泌能力が低下してしまうでしょう。

インスリンが分泌量が減少している最中に、カロリーのある糖質が入ってきたとしたら・・・?

糖質をエネルギーとして消費することができず、その結果肥満に繋がると考えられます。

食べ過ぎる

血糖値が上がらないということは「脳に満腹感が伝わらない」ということです。

その結果、食べ過ぎてしまう可能性があります。

エリスリトールだけを単品で食べることは通常考えにくいので、エリスリトールを使った料理(ケーキやおかずなど)を食べ過ぎれば、もちろん太りやすくなります。

エリスリトールは、適量を上手に摂取すれば血糖値にもダイエットにも有効ですが、やはり過剰摂取は逆効果になるということですね。

エリスリトールの安全性は?

エリスリトールは、「甘いものを我慢したくない高血糖の方」に最適な甘味料であるものの、「人体への害はないの?」と副作用を気にされる方もいらっしゃるでしょう。

私自身、「できる限りナチュラルなものを」と考えていますので、あまり聞きなれない食品を摂取することに抵抗があるのはわかる気がします。

しかし、エリスリトールは人工甘味料ではありません。

エリスリトールは、ぶどうやなしなどの果物や、ワイン、しょうゆ、みそといった発酵食品に含まれている天然の甘味料(糖アルコール)なのです。

つまり、エリスリトールは自然界にも存在している甘味料なため、副作用の心配をするような食品ではないと考えられます。

さらに、エリスリトールには細菌の増殖を抑える働きもあるようで、「虫歯になりにくい甘味料」として歯磨き粉にも使用されているほどです。

ただし!

エリスリトールは砂糖と比較した場合、その甘さは6~7割程度と「甘さ控えめ」となっています。

そのため、お菓子などに使用される際は、エリスリトール単体で使われるよりも、甘味の強い人工甘味料と一緒に使われることが多いそうです。

この人工甘味料の中には、「神経や成長に悪影響を与える」「発がんのリスクが高まる」と危険視されているものもあります。

エリスリトールと同時に、人工甘味料が含まれる食品を摂取していた場合は、「安全性が高い」とは言い切れなくなりますのでご注意を。

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エリスリトールでアレルギーを起こすことも?

エリスリトールは安全性が高く、人体への悪影響は少ないと言える天然甘味料です。

ただし、ごく少数ではあるものの、エリスリトールなどの甘味料によって「即時型アレルギー」を起こすという報告があるのも事実です。

この報告の一部には、エリスリトールが5g含まれたダイエットゼリーを食べた5歳の男の子のアレルギー反応について、アレルゲンとなったものを調査した結果、「エリスリトールを3g以上食べたときにアレルギー反応が出た」ということが記載されています。

(参考元:http://zousantsushin.jp/2013051016.html)

このような事例を見ると、人によっては「エリスリトールがアレルゲンとなる」と言えそうです。

また、エリスリトールを取り過ぎた場合、下痢を起こす方もいらっしゃるそうですから、もし、エリスリトールが含まれた食品を摂取した後にアレルギー反応や下痢などの症状が起きた場合は、「エリスリトールが体に合わない」のかもしれません。

エリスリトールは食品添加物ではないためにアレルゲンとしての表示が義務付けられていないため、心当たりのある方や不安な方は、食品に含まれる原材料をよく確認する必要があります。

おわりに

エリスリトールは、口に入れるとすっと冷たくなる清涼感(吸熱反応といいます)があるのが特徴ですので、ソーダキャンディーやミントタブレットなどに多く使用されているそうです。

これまでエリスリトールという言葉を聞いたことがなかった方でも、おそらく一度は口にしていることでしょう。

最近ではカロリーゼロや糖質ゼロの食品がたくさん売られていますから「血糖値が気になる人にとってありがたい世の中になったなあ」と感じる一方、「食品が与える人体への安全性がより問われる時代」にもなってきましたね。

個人的には、「少量の甘味」を付けるのであれば砂糖を使用しても血糖値はそれほど上がらないと思いますので、手作りスイーツなど「大量に甘味料を使用するならエリスリトール」を、「(コーヒーなど)少しだけ甘味を付けるときは砂糖」というように、うまく使い分けてみるといいのではないかと思います。

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