赤ちゃんでも血糖値が高くなる?赤ちゃんの糖尿病の原因は?

糖尿病や妊娠糖尿病の方は、自分の血糖値だけでなく「生まれて来る赤ちゃんの血糖値」についても不安を抱えていませんか?

母親が糖尿病・もしくは妊娠糖尿病だった場合、生まれて来る赤ちゃんの血糖値も高くなってしまうのでしょうか?

糖尿病は、大人だけがかかる病気ではありません。

残念ながら、赤ちゃんでも糖尿病を発症することがあるのです。

なぜ、赤ちゃんのうちから血糖値が高くなってしまうのでしょうか?

今回は「赤ちゃんでも血糖値が高くなるケース」や「赤ちゃんの糖尿病」についてご紹介して行きます。

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赤ちゃんの血糖値の基準値は?

糖尿病や妊娠糖尿病で血糖コントロールに苦しんできた方は、生まれてきた我が子には同じ思いをさせたくないと思いますよね?

だからこそ、赤ちゃんの血糖値が気になることと思います。

新生児の血糖値は、大人と比べて「低い」ことが特徴です。

なぜなら出生後は、これまで胎盤を通じて得ていた栄養が突然途絶えてしまうわけですから、口から母乳やミルクを飲まない限り血糖値が上がらないのです。

一般的に、出生直後から血糖値は下がり始め、生後1~2時間後に最も低くなるようです。

そのため、新生児は高血糖よりも「低血糖」に注意しなければならないほどです。

新生児の血糖値というのは、

・在胎週数

・出生体重

・検査を実地した生後日数

・母体の血糖の影響

などによって異なりますので「赤ちゃんの血糖値の基準値」を定めるのは難しいようですが、一般的には「出生直後の血糖値の基準値:80~100mg/dl」とされています。

この血糖値の基準値は、乳児・幼児の時期でも大きな違いはありません。

赤ちゃんでも糖尿病になるの?原因は?

赤ちゃんは生理的に低血糖になりやすいのですが、赤ちゃんでも糖尿病を発症し高血糖になることはあります。

難病情報センターによると、赤ちゃんの糖尿病は「30~50万の出生に一人」で発症すると推定されており、ごく稀であるもののゼロではありません。

赤ちゃんの糖尿病を「新生児糖尿病」と言い「生後半年以内に発症した糖尿病」のことを言います。

赤ちゃんの随時血糖値が「200mg/dl以上」の状態が持続される場合「新生児糖尿病」と診断され、新生児糖尿病は大きく2つに分けることができます。

◇新生児一過性糖尿病

「生後1ヶ月以内に発症し、数ヶ月のうちに症状が治まる」尚且つ「インスリン治療が必要」なものを「新生児一過性糖尿病」と言います。

たとえ赤ちゃんのうちに症状が治まったとしても、大人になってから2型糖尿病を発症しやすいそうです。

新生児一過性糖尿病は、一時的なものであるとは言え注意が必要です。

◇永続型

生涯インスリン治療を必要とする糖尿病です。

なぜ、赤ちゃんのうちから糖尿病にかかってしまうのでしょうか?

新生児糖尿病の主な原因は2つあります。

①遺伝(インスリン遺伝子異常、β細胞の遺伝子異常など)

②ウイルス感染

新生児糖尿病を予防するのは難しいので、早期発見&早期治療が重要になります。

赤ちゃんの高血糖の症状は?

新生児糖尿病によって高血糖が続くと、赤ちゃんにどのような症状が現れるのでしょうか?

下記の症状が見られたら高血糖を疑って下さい。

・尿が多い/脱水

・多飲

・元気がない

・体重が増えない

・てんかん

・精神遅滞

※新生児糖尿病は「原因となる遺伝子の種類によって出てくる症状が違う」という情報もありましたので、高血糖の症状は上記の限りではないようです。

こうして見ると、赤ちゃんの高血糖の症状ってわかりにくいと思いませんか?

なぜなら、「たくさん飲んで、たくさんおしっこをする」「元気がないときがある」「体重が増えない」というのは、ごく普通の赤ちゃんにも見られることだからです。

我が子の0歳時期を思い出してみても、母乳をよく飲み、おしっこもたくさんして、体重が増えない時期もありました。

大人の糖尿病ですら自覚症状は現れにくいですから、赤ちゃんが高血糖かどうかを症状から判断するのは困難かもしれません…。

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新生児糖尿病は何がコワい?治療法は?

たとえ赤ちゃんの血糖値が高かったとしても、痛みや吐き気などは起こりませんので赤ちゃんを苦しめることはありません。

では、新生児糖尿病は何がコワいのでしょうか?

それは、合併症です。

大人の糖尿病と同じく、新生児糖尿病も合併症が危険なのです!

新生児糖尿病の合併症は下記になります。

・急性感染症(肺炎、膀胱炎、腎盂炎など)

・意識障害(昏睡、てんかんなど)

・網膜症(失明など)

・腎症、腎不全(人工透析など)

・神経障害(壊疽など)

これらの合併症を引き起こしてしまうと、赤ちゃんの成長に影響を与える可能性もあります。

新生児糖尿病による合併症を防ぐには、赤ちゃんの血糖コントロールが必要です。

血糖コントロール法は薬物治療になりますが、赤ちゃんの場合は薬を飲むことが難しいので、基本的にはインスリン治療が行われるようです。

おわりに 

糖尿病を発症する赤ちゃんは数少ないものの、実際にインスリン治療を行っている赤ちゃんがいるのは事実です。

新生児糖尿病の赤ちゃんをお持ちの親御さんは「赤ちゃんの糖尿病の原因は遺伝的なものである」と知って、ご自身を責めている方がいらっしゃるかもしれません。

もしくは旦那さんを責めてしまうケースもあるかと思います。

けれど、どうか落ち着いてください。

そんなときは「できることをやっていく」しかないのです。

家族や医師と相談しながら、赤ちゃんにとってベストな方法を探して欲しいと思います。

私自身、血糖値が高くなりやすい体質であることがわかったので、子供達にも食生活の大切さについて教えて行かなければと思っています。

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